教えて!TOSHIさん:ブログ版

ライブハウス<T☆ROCKS>のオーナーTOSHIによる、音楽や音楽以外・・のお話!

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小田急相模原ライブハウス <T☆ROCKS>のオーナー「TOSHI」です。 音楽の話、音楽以外の話・・などなど色々!HPの 「教えて!TOSHIさん」も更新中! t-rocks@jcom.home.ne.jp

中村泰士

2020-12-24 | お店情報

亡くなってしまいました。

私が邦楽でベスト3に入る好きな曲、ちあきなおみの「喝采」を

作曲した人です。

作曲だけでなくよくTVにも出ていましたね。ルックスも良かったですからね。

桜田淳子の曲もよく作曲していたので子供心にもなじみはありましたね。

確かデビュー曲の「天使も夢見る」とか「天使の初恋」「三色すみれ」「わたしの青い鳥」など

ですかね。初期は多かったですね。

あの頃は森田公一や都倉俊一などがよくアイドルの曲を作曲していましたね。

 

作曲家と作詞家、シンガーソングライターなどおのおの住みわけがあった時代ですかね。

どちらがいい、悪いではないですが、やはりプロの作詞家、プロの作曲家、と言うのは

違うなと思いますね。

 

たまたま今、ある歌謡曲をコピっているのですが、それが都倉俊一、阿久悠コンビの

曲なのですがまず今の人では絶対に作れない60年代のディキシーランドジャスっぽいと

言うか古いアメリカ映画に出てくるような楽曲でこういうのはきちんと作曲を学んだ人でないと

作れない曲だと思うんですよね。歌詞も含め。米津玄師でも作れない、おそらく(笑)。

 

音楽の古典を学んだことのないシンガーソングライターが自分の感性だけで作る曲も

好きではあるんです。70年代のフォークやニューミュージックも好きでした。

 

でも昔のプロの作詞作曲家が作った楽曲(主に歌謡曲)は今聞いてもうならざるを得ない

理にかなった音楽理論に裏付けされた優れた曲が多いと感じます。

納得しかねる(?)ヘンテコな転調とかはない(笑)。

 

決して今が悪いと言っているわけではないですが、今はいい、悪いの前に

ヘンテコと感じる曲が多いように思えてしまって。