テンポ感

渡辺真知子さんはデビュー曲の♪くぅねくね～・・から良い曲ぞろいで

よくTVで拝見していたのですが、「唇よ、熱く君を語れ」がとても好きで。

たまたまこの動画を見ていて思ったのですが、当時はもちろん生演奏が

主流でそれを聞くのも楽しみだったのですが、この映像の生演奏の

テンポ感が凄いんです。

いや、演奏もバッチリ上手いので文句のつけようもないのですが、

途中のピアノだけになるところのリタルダントの凄さ、半端ないです(笑)。

ここまで遅くする！？って感じで、情感たっぷりなわけですが、これ、おそらく

当時は何とも思わなかったと思います。

特に1番の急ブレーキ感は凄いですね。

 

今、クリックと言うものが当たり前で（クリックのテンポ感を動かすこともありますが）

まずほとんどが始めから終わりまで一定のテンポで進んでゆく楽曲ばかりなわけです。

 

そう言う楽曲に慣れているので、久しぶりに当時の演奏を聞いて新鮮だったわけです。

 

昔はキャンディーズでも桜田淳子でも百恵ちゃんでも、みんな生演奏なのでその時々に

よってやたら速かったり遅かったりしましたね。

ドリフなんかの時は押しているのでテンポアップしてダン池田が指揮してるんじゃないかって

思ったほど(笑)。