栃木みやげにサランラップもらいました!
これがよく鮮度をキープしてくれて・・・って違う!
まるでサランラップのようですが、レモン牛乳味のバームクーヘンです。
LIFEGUARDのツアーのおみやげです。
芯の部分に紙が入っているので、それを抜いてから食べるのが難しかったですが、
すご~く美味しいです!さすが名物!ありがとう!
さて話変わって、今回はちょっと珍しくキーボードのお話。
ライブハウスで鍵盤を演奏する際、まず気を付けなければいけないのは、
どうやって自分の音を確保するか・・・だ。
昔、色んなライブハウスに友達のバンドを見に行って、そこにキーボーディストが
いると演奏後に必ず言う言葉、「自分の音が全然聞こえなくてね」。
何度聞いたことか。ほぼ必ず聞いたなあ。
これはどういうことか?答えは簡単。鍵盤の音はモニターからしか返ってないからである。
ギターならギターアンプがあるから、本番中に聞こえなくなったら、アンプのボリュームを
上げれば対処できる。キーボードは専用のアンプがないから、と言うか、端折ってる
ライブハウスが当時多かったからだと思うけど、鍵盤はモニター返しが当たり前だった。
だから本番でオペレーターが返しの設定をリハと同じにしてくれないと、当然、モニターの
音量が変わる。また、他の楽器の音量が上がっている場合も多い。こうなると、聞こえづらく
なることは必至だ。そして大概キーボード側のボリュームは勝手にいじるなって言われる
場合が多い。そうすると本番中も上げづらいよね。
T☆ROCKSではそういうことがないようにRolandのキーボードアンプを常駐してある。
下手にいてもらえれば、自分のすぐ左後ろから聞こえる。右前からもモニターから返せる。
そして、本番中も本体のボリューム、キーボードアンプのボリューム、どちらも自分で
調整していいよって言ってある。こうすれば間違っても自分の音が聞こえないことは
あり得ない。
以上のことから、自分が鍵盤を弾く場合はそのライブハウスにキーボード専用のアンプが
置いてあるかを確かめた方がいい。それかローランドのJC-120でも代用できるので、
キーボード専用アンプがなければ、それを使うのも手。歪まないから何も問題ない。
ただ、その際はPA側は鍵盤の信号はラインで欲しいので、アンプに行く前にDIでパラって、
その信号をフォンでPAに上げればOK。あるいはミキサーを用意して、アウトがいくつか
あれば、一つをアンプに、ひとつをPA卓に渡せばいい。
ステレオで出したい場合はL,Rであげればいい。尚、アンプにはステレオで行っても
どっちみちモノラルなので意味がないのだけど、ギターアンプには入力が一つしか
ないので、その場合の裏ワザとしては、ヘッドフォンアウトを使うといい。
PANを左右に振ってるはずだから、PAにはL,Rで行くけど、アンプにはミキサーのアウトが1本だと
片方しか行かないからね。ヘッドフォンアウトからステレオケーブルでアンプに入れちゃえばいい。
出てくる音はモノラルだ。この原理で行くと、多チャンネルのミキサーさえ用意すれば何台でも
鍵盤を増やせる。
言い忘れたけど、当然ギターアンプの前にマイクが立ってるだろうけど、それは生かさないように
言っておく。レスリースピーカーじゃあるまいし、その音は自分のモニター専用で外音とか録音
には積極的には使わない。
またギターアンプをキーボードのモニター用に使っていいかって話を事前に通しておかないと、
イヤな顔をされるかも知れないので事前に話しておこう。ま、ベースを突っ込むわけではないので
ダメとは言わないと思うよ。
ま、話が元に戻るけど、そもそもモニターからきちんと聞こえればこんなことする必要は
ないんだけど、聞こえなかった時の対処としてはアンプがないと厳しい。
あるいはギリギリ30Wくらいの小型アンプがあればそれを持ち歩けばなんとかなるかな。
ついでになるけど、では、キーボードアンプがないほうに立ちたい場合はどうするか?
T☆ROCKSでは、その場合は当然モニターから返すことになる。そして、これもちょっとした
コツだろうけど、本体のボリュームを半分くらいにしておいてもらう。
こうしておけば、万が一本番中に聞こえなくなった場合に、本体のボリュームを上げれば
モニターからそれだけ大きく返ってくることになる。外音、録音のバランスは当然崩れるが、
そこは即座に俺がなんとかする!だから、本番中に聞こえづらくなったり、音色によって
音量を変えたい場合は、本体のボリュームを調整していいですよって伝えておく。
これで安心でしょ?替え幅は大きいほうが安心なので、半分くらいにしておいてもらうと
間違いがない。それでも何らかの異常でダメなときは本番中でも声をかけてくれればOK。
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