以前、シールドの話をしたんだけど、実はね、プラグでも
変わるんじゃないかと思っているんですよ(笑)。
ま、そりゃ材質や作りが変われば多少は違うよね。
スイッチクラフトとノイトリック、アンフェノールと
比べてみたんですが多少違う気がするんだよね。
もちろんシールドは同材質。
ただそれも完全に同じ物質は存在しないし、ハンダの使い方でも
変わるかも知れないのでどこまで信じられるかわからないんだけど。
スイッチクラフトが一番ハイが出るような気がする。
他と比べると艶があって少し腰高のような気が・・・。
ノイトリックは落ち着いているような気がする。
また”方向性がある”と言うシールドも試してみた。
つまり楽器側とアンプ側に挿す方向があるってことね。
確かに逆にして比べると音が明らかに違う。
”気がする”レベルではなく誰でもわかるレベル。
なんでだ?(笑)
もう病気ですがね(笑)。
それとシールドの話で、CAJとベルデン8421の組み合わせと
書いたけど、実は途中にジョージエルズも入っている。
ジョージエルズのシールドの音って好きなんですよ。
リアルで生々しいので。
音に無駄な膨らみがないって言う感じ。
ただプラグの部分がちょっと特殊な形をしているんで
スイッチクラフトのジャックなどと相性が悪い場合が
あるときがあって。
怖いのであまり使っていなかったんだけど、ちょっと
復活させてみました。
やはり個人的には好きな音像ですね。
で、ベルデンはどの種類も非常に音楽的と言うか暖かいと
言うか、耳馴染みが良く心地よいサウンドになると思う。
以前は9395を愛用していたんだけど、その時はアクティブの
ベースで結構低域が強く出る楽器だったので、中域にまとまる
9395を使っていたと言うわけ。
モンスターのROCKも使ってた。
これはカチっとすべての帯域に渡ってしっかり出る感じね。
カチっとした音ってのが一番合ってる気がする(笑)。
ベルデンが音楽的でややアナログ的、前時代的とするとより
モダンで現代的、デジタルなイメージかな。
モンスターBassに至っては同じくローが強めのベルデン8412より
さらに強力に低域に寄っている。しかも丸い低域ではなく硬い
低域って感じ。周波数的にもより低いのかも知れん。
ダウンチューニングとかヘヴィな音を出したい人に向いているんじゃ
ないかな。
モンスターケーブルはジャックが壊れやすい?だったかなんか
そんなマイナス要素が言われた時があったようだけど、自分の時は
一度もトラブルはなかったな。
最近VOXのカールコードも使ってみたんだけど意外といいんだな、
これが。あまりクセが無く、低域もスッキリしてるしもたつきもない。
特出している帯域もないと思った。
CAJほど中域も出ないと思うしベルデン9395ほど丸くない。
ただ、カールコードなんで宙に浮いている状態だとシールド自体が
重くて楽器が引っ張られる。
シールドが宙に浮いているスタイルがあまりかっこいいと思えない
年代なのでたぶん使わないと思うけどね(笑)。
EX-ProのFLってやつかな?それも使ったけど少し中域に寄る感じと
少し味気ない感じが個人的にもう少しだったんで使っていない。
素直なんだろうけど音圧もそれほど感じなかった。
ま、でも楽器との相性と言うか、もうこれがプレシジョンベースだったら
そもそも目指すものが違うかもしれないし、アクティブベースだったら
違うシールドの方が全然いいじゃんみたいになる場合も往々にしてある
だろうし、その時の楽器や音楽性との兼ね合いなんだけどね。
よほど安価で壊れやすいのは論外として、”どれが優れている”とか
”劣っている”ってのはまったくナンセンスな話なんだ。
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