土曜のランチは、まったりと

我が家では土曜のランチはたいてい外食
長年住んだ池上線から引っ越した
横浜住人のまったりとした土曜のランチをご紹介

虎の門砂場(蕎麦) 東京メトロ銀座線虎ノ門駅

2012-12-29 15:31:00 | その他
いよいよ年も押し詰まってきました。今年も残すところあと三日。と言うことで今日のランチは年越しそば。明治2年開店と言う老舗の蕎麦屋、虎の門砂場さんに伺いました。
   
場所は名前通り虎の門。ビジネス街のビルの谷間にポツンと1軒建つ日本家屋、玄関の両脇にはつくばいや石灯篭が設えられていて風情を醸し出しています。
 
日比谷通りと桜田通りに挟まれた愛宕下通りに面しています。芝公園方面に少し下ると愛宕神社やNHKの放送博物館がある、あの通りです。地下鉄の虎ノ門駅が近いですが、新橋駅の烏森口から歩いても10分かからずに一本道でお店の目の前にたどり着けます。
   
今日は開店の11時少し前に到着。まだ暖簾が出ていませんでしたが我々の目の前で暖簾がかけられ開店です。去年の神田藪そばとは違って行列はありませんが、開店後は次々とお客様が来店しています。1Fの店内はテーブル席中心で40席ほどでしょうか。外観から想像するよりは広いお店で、2階には座敷席があるようです。外観同様、店内も落ち着いた風情ある雰囲気です。
    
メニューは年末用でしょうか。年末の営業時間や持帰りの年越し蕎麦に関する記述もあります。蕎麦については定番ものはほぼ揃っていて天種や酒の肴も豊富です。きつねやたぬき等は千円以下で普通ですが、天婦羅や鴨などの種ものは千円以上とお高くなっています。とは言っても一部の老舗店にあるようなばか高さではありません。どちらかと言うと庶民的です。神田で言えば藪そばよりもまつやさんに近いです。
 
さて、私がお願いしたのは鴨南蛮そば\1,900-。こちらのお店では一番高い部類のメニューですが鴨が食べたくなり奮発しました。注文後4,5分で女房のお願いした蕎麦と同時に登場しました。立派な鴨肉がごろごろと入っています。つゆに浮いた鴨の脂も食欲をそそります。変なくせが全くない新鮮な鴨肉は適度に柔らかくおいしいです。蕎麦は細めの二八でしょうか、喉越しよくツルツルと入っていきます。蕎麦の量は少なめです。
 
こちらは女房がお願いした天ぷらそば\1,450-。立派な海老天が1尾、凛と鎮座しています。この海老天がプリップリッで大変おいしかったそうです。付合せはほうれん草。蕎麦も好みの細めで女房も大満足です。
  
瞬く間に食べ終わって、女房が珍しくもの足りないと一言。そこで、もりそば\700-を1枚追加でお願いして二人でシェア。つゆそばと同じ蕎麦でしょうが、こちらは固めに茹でられていて、辛めのバランスの良い蕎麦つゆに浸けて食べるといい感じ。やっぱり蕎麦そのものは冷たい方が好みだなあ。
老舗の年越し蕎麦に舌鼓を打った年末の土曜のランチでした。

さて、今年の更新はこれで終了です。次回の更新は年明けになります。

それでは皆様、よいお年を!

店舗情報:
虎の門砂場
東京都港区虎ノ門1-10-6
03-3501-9661
東京メトロ銀座線虎ノ門駅1番出口から新橋方向へしばらく進み、最初の信号のある交叉点を右折し愛宕下通りへ。しばらく行った右側。駅から歩いて4,5分。
2012年12月29日(土)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする