さて、今日はクリスマス間近の土曜日。ちょっとはましなものを食べようじゃないかとやって来たのは横浜駅のそごう10Fのレストラン街。伺ったのは美濃吉さん。元々は京都の料亭ですが今では全国に18店舗を展開する京懐石のお店。もうずいぶん前になりますが、こちらの京都は粟田口の本店にお邪魔したことがあります。お料理の味は覚えていませんが雰囲気がよかったのだけは覚えています。
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今日はお店の外観写真を撮り忘れてしまい、いきなり内観写真からのスタートです。今日は開店の11時を数分回った頃に女房と入店。先客は2組ほどですがテーブル席の多くは予約で埋まっている様子。それでも何とか2人掛けのテーブル席に案内して頂きました。店内はテーブル席とカウンター席、個室席で60席ほど。シックで落ち着いた雰囲気ですが和食和食したインテリアではなく結構洋風です。我々のコースが始まって12時を過ぎる頃には徐々に店内も混み始め、テーブルは席は全部埋まっている様子。あとはカウンターが数席空いているのみでした。
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メニューはコースがメインですが単品もあります。京懐石のコースは¥15,000-(税別、以下同様)を筆頭に¥10,000-、¥7,000-、¥6,000-、¥3,800-の5コース。内容は季節により変わるようですが、構成は大体こんなものかと思われます。我々がお願いしたのは12月の月懐石「年忘れ」¥7,000-。食前酒から始まり全7品+デザート+抹茶と言うコースです。
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まずは食前酒と前菜:季節の彩り七種盛り。食前酒は日本酒。どちらかと言えば甘口でフルーティな感じもあります。普段お酒を飲まない私が言うのもなんですが純米酒以上はありそうな感じ。前菜は箱に入って粉を散らしたり家の形の容器が使われていたりとクリスマスをイメージしています。鴨や蓮根、ポテト、ちしゃ、鯛の押し寿司、チーズの入ったゼリー寄せに生麩の和え物。家の容器に入った生麩の和え物は南瓜の和え衣に包まれた生麩がモッチモチ。初めて生麩をおいしいと思ったかも。鯛の押し寿司もおいしいし、ゼリー寄せはチーズがよく効いています。
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次は椀物:ずわい蟹 青菜 薄葛仕立。わずかにとろみの付いたお吸い物。蓋を取ったとたんに吸い口の柚子が香ります。吸い地は薄口で鰹の香りがほんのりと漂います。一番出汁の良さがよくわかります。次は向付:本日のお造り。内容は鮪のトロに鯛、生湯葉。このトロは本当にトロットロ。鯛はシコシコで脂も良く乗っていて生湯葉は新鮮。普段大したものを食べていないのが思い知らされます。
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次は旬菜でこれは肉か魚かを選ぶことができます。私は肉をチョイスして赤城牛照焼 海老芋雲丹焼。牛肉は脂身の無い赤身で柔らか。牛のクセと言うか獣臭さも全くありませんね。海老芋はねっとりとやさしい味わい。ただ雲丹の風味は感じられませんでした。女房はぶり照焼き 海老芋雲丹焼をチョイス。このぶりもおいしかったそうです。
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次は強肴の湯葉豆腐 法蓮草。湯葉を寄せた豆腐と言うことでしょうが、食感が湯葉と言えば湯葉。味わいはあくまで優しく薄味。次は鉢物で丸大根 菊菜 金時人参 葛あんかけ。このあんは柚子風味ですが甘さが抑えられていてぎりぎり上品さを保っています。
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次は御飯:釜炊ききのこ御飯 香の物 赤出し。コースが始まると席の近くにお釜が設えられ御飯をその場で炊き上げてくれます。シメジ、揚げ、姫筍などの入った炊込みご飯ですが具沢山ではありません。優しい味でお腹を満たしてくれます。刻み海苔と昆布茶も用意され、2杯目はお茶漬けでどうぞと勧めて頂きます。でもお腹一杯で私は半分をそのまま食べ、残りをお茶漬けにしました。京漬物と塩昆布もおいしいですね。赤だしは豆腐となめこ。これもいい塩梅です。
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いよいよ最後のデザート。水物はオレンジと梨のコンポート。甘みは葛切り。黒蜜に浸して食べるとモチモチの食感と甘みが何とも言えません。最後は苦い抹茶をずずっと飲み干してご馳走様でした。
京懐石に舌鼓を打った横浜のクリスマスランチでした。
店舗情報:
美濃吉 そごう横浜店
神奈川県横浜市西区高島2-18-1 横浜そごう百貨店10F
045-465-5990
2017年12月23日(土)
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今日はお店の外観写真を撮り忘れてしまい、いきなり内観写真からのスタートです。今日は開店の11時を数分回った頃に女房と入店。先客は2組ほどですがテーブル席の多くは予約で埋まっている様子。それでも何とか2人掛けのテーブル席に案内して頂きました。店内はテーブル席とカウンター席、個室席で60席ほど。シックで落ち着いた雰囲気ですが和食和食したインテリアではなく結構洋風です。我々のコースが始まって12時を過ぎる頃には徐々に店内も混み始め、テーブルは席は全部埋まっている様子。あとはカウンターが数席空いているのみでした。
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メニューはコースがメインですが単品もあります。京懐石のコースは¥15,000-(税別、以下同様)を筆頭に¥10,000-、¥7,000-、¥6,000-、¥3,800-の5コース。内容は季節により変わるようですが、構成は大体こんなものかと思われます。我々がお願いしたのは12月の月懐石「年忘れ」¥7,000-。食前酒から始まり全7品+デザート+抹茶と言うコースです。
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まずは食前酒と前菜:季節の彩り七種盛り。食前酒は日本酒。どちらかと言えば甘口でフルーティな感じもあります。普段お酒を飲まない私が言うのもなんですが純米酒以上はありそうな感じ。前菜は箱に入って粉を散らしたり家の形の容器が使われていたりとクリスマスをイメージしています。鴨や蓮根、ポテト、ちしゃ、鯛の押し寿司、チーズの入ったゼリー寄せに生麩の和え物。家の容器に入った生麩の和え物は南瓜の和え衣に包まれた生麩がモッチモチ。初めて生麩をおいしいと思ったかも。鯛の押し寿司もおいしいし、ゼリー寄せはチーズがよく効いています。
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次は椀物:ずわい蟹 青菜 薄葛仕立。わずかにとろみの付いたお吸い物。蓋を取ったとたんに吸い口の柚子が香ります。吸い地は薄口で鰹の香りがほんのりと漂います。一番出汁の良さがよくわかります。次は向付:本日のお造り。内容は鮪のトロに鯛、生湯葉。このトロは本当にトロットロ。鯛はシコシコで脂も良く乗っていて生湯葉は新鮮。普段大したものを食べていないのが思い知らされます。
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次は旬菜でこれは肉か魚かを選ぶことができます。私は肉をチョイスして赤城牛照焼 海老芋雲丹焼。牛肉は脂身の無い赤身で柔らか。牛のクセと言うか獣臭さも全くありませんね。海老芋はねっとりとやさしい味わい。ただ雲丹の風味は感じられませんでした。女房はぶり照焼き 海老芋雲丹焼をチョイス。このぶりもおいしかったそうです。
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次は強肴の湯葉豆腐 法蓮草。湯葉を寄せた豆腐と言うことでしょうが、食感が湯葉と言えば湯葉。味わいはあくまで優しく薄味。次は鉢物で丸大根 菊菜 金時人参 葛あんかけ。このあんは柚子風味ですが甘さが抑えられていてぎりぎり上品さを保っています。
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次は御飯:釜炊ききのこ御飯 香の物 赤出し。コースが始まると席の近くにお釜が設えられ御飯をその場で炊き上げてくれます。シメジ、揚げ、姫筍などの入った炊込みご飯ですが具沢山ではありません。優しい味でお腹を満たしてくれます。刻み海苔と昆布茶も用意され、2杯目はお茶漬けでどうぞと勧めて頂きます。でもお腹一杯で私は半分をそのまま食べ、残りをお茶漬けにしました。京漬物と塩昆布もおいしいですね。赤だしは豆腐となめこ。これもいい塩梅です。
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いよいよ最後のデザート。水物はオレンジと梨のコンポート。甘みは葛切り。黒蜜に浸して食べるとモチモチの食感と甘みが何とも言えません。最後は苦い抹茶をずずっと飲み干してご馳走様でした。
京懐石に舌鼓を打った横浜のクリスマスランチでした。
店舗情報:
美濃吉 そごう横浜店
神奈川県横浜市西区高島2-18-1 横浜そごう百貨店10F
045-465-5990
2017年12月23日(土)