星・宙・標石・之波太(しばた)

星、宇宙、標石、之波太(しばた:柴田)をこよなく愛するサイト。

船岡海軍火薬廠

2023-09-09 23:59:08 | 之波太:柴田

和歌山県のIさん、お手紙ありがとうございました。

はじめまして、当ブログでは氏名を公表した記憶がありません。

管理人としか名乗っていません。どこから入手したのでしょうか?

さて、船岡海軍火薬廠について興味を持っていただいているようで

昨年5月から隔月で連続講座として、テーマを決めてお話ししています。

今月は第9回目となり、「終戦、進駐軍、残火薬処理」をメインに

お話しします。現在、パワーポイントで資料を作成中です。

今夜、明日開催のはやぶさまつりの講師陣と前祝いと称して懇親を

深めていました。

もう少しで明日になるのですが内容のない記述で申し訳ありません。

 


スーパーブルームーンについて

2023-09-08 23:43:28 | 

8月31日は、スーパーブルームーンでした。

9月1日の河北新報

スーパームーンとブルームーンについて考える。

8月31日の満月は、地球との距離が今年の中で最も短い、またその月の2度目の満月、

ということで「スーパーブルームーン」として話題になりました。

この機に両者の定義について。

なお、「スーパームーン」や「ブルームーン」を肯定するか否定するかの議論には踏み込みません。

まず「スーパームーン」、天文用語でないというのはよく言われますが、定義があいまいというのは

ちょっと言い過ぎで、ちゃんと定義はあります。

「スーパームーン」は1979年に占星術師のリチャード・ノルが定義しました。その定義は、

(1) 月の遠地点距離と近地点距離の差を求める。

(2) (1)で求めた距離の90%の距離を求める。

(3) (2) で求めた距離を遠地点距離から引く。

(4) 月と地球の距離が(3)よりも短い満月または新月が「スーパームーン」でした。新月もあります。

 

一方「ブルームーン」。現在広まっている定義はスカイ&テレスコープ誌が1946年に間違った記事を

掲載し、間違いであるにもかかわらず、そのまま広まってしまったものです。

本来の定義では、8月31日の満月はブルームーンではなかった。

本来の定義(春夏秋冬の3か月区切りの季節区分の中に、普段は満月が3回あるところ

4回あることがあり、その3番目の月を「ブルームーン」と呼んだ)もあまり古いものではないらしい。

「ブルームーン」という言葉自体は400年以上前からあり、ただ「馬鹿げている」というような

意味で、暦上の意味(その中でも特にスカイ&テレスコープ誌の誤った記事による意味)が本当に

広まったのは、ここ30年ほどのこと。

でもまあ、そういう難しい話を怖い顔をして論じあうのは殺伐としていけません。

古来より月を愛してきた民族の一人として、素直に美しい月を愛でたいものです。

次の満月は9月29日「中秋の名月」です。

 

アメリカ先住民では8月の満月を「スタージョンムーン」(スタージェンムーン)と呼ぶようです。

スタージョンとはチョウザメのこと。Starと関係があると占星術師としては喜んでしまうところですが、

綴りはSturgeonだそうです。

この時期、チョウザメの漁が最盛期を迎えたことに由来しています。

満月を見上げながら、豊漁を願ったのでしょうか。

今回は何故かしら、「スーパーブルースタージョンムーン」と呼ばれませんでした。

 

 

 

 


星空鑑賞会

2023-09-07 23:48:58 | 

広報しばた9月号でも告知があります。

ゆる.ぷらのオーナーがチラシを作ってくれました。

しばた曼珠沙華まつりのイベントで「星空鑑賞会」を9月30日(土)に開催されます。

秋の夜長を楽しむ星見会

参加費:1000円(記念品、スロープカー往復乗車券)

人数:先着15人

見る天体:夏から秋の星座、土星、月(16夜月)

申込先:町商工観光課

 

 

 


はやぶさまつり2023

2023-09-06 22:56:54 | 

第11回を迎えたはやぶさまつりが9月10日(日)10:00~15:30

角田市スペースタワー・コスモハウスを会場に開催されます。

今年は、はやぶさまつり特別講演として「人類が初めて見たブラックホールの姿」を

国立天文台水沢の本間希樹先生が講演します。

第1回10:20~11:50、第2回13:30~15:00 に行われますが、事前に整理券が必要と

なります。

同時開催としてJAXA角田宇宙センター「一般公開」が行われます。

14の出展があり、我が同好会は「太陽黒点を見よう」を行います。

天気予報では思わしくないようです。

天候不良の場合、スペクトルカードを作ろうを行います。

 

 

 

 

 

 

 


木星に隕石衝突・その後

2023-09-05 23:13:34 | 

昨日、河北新報9月3日の「木星に隕石衝突」の記事が出ていました。

この記事では衝突した「隕石の大きさは地球以上」とのことでした。

9月5日の河北新報に補完記事が掲載されました。

この分野の研究している京都大学の有松特定助教の解析によると、全国のアマチュア天文家

8人から閃光撮影の報告が寄せられ、木星に衝突した小天体の直径は30~40mあるのでは

ないかとのこと。

今回の事象について、星仲間が河北新報担当者との適切な連絡をとったおかげで、早い段階

での補完?記事の掲載となったものです。

それにしても地球以上の天体の衝突とは、

地球規模だと、小天体ではなく、惑星サイズです。

地球に火星サイズの天体が衝突し月ができた。(ジャイアントインパクト説)

となると、木星に地球程度の天体が衝突したら・・・

どなたかシミュレーションを行っている方はいませんか。