昆布が美味い

羅臼の昆布漁を見た時にスタートしたblogです。昆布のダシのように、人生の旅にも味付けをしたい。旅を中心に纏めています。

早春の旅09流氷一

2007-03-07 | 国内旅行
 昨日まで流氷で埋め尽くされていたと言うのに、今日は風向きが変わって、流氷は知床の方に行ってしまったと言う。風が強いので、砕氷船が欠航になってしまった。

 昼御飯を食べた二つ岩の前のホテルで、海岸に出ると、流氷が残っていた。海岸に出るのは足が滑るので行けなかった。


流氷の下にいると言うクリオネを探している。結構いるようだ。


海岸線に上陸してしまった流氷の塊は、ここに当分の間残留組となる。現在見えている開水域は昨日まですべて流氷で覆われていたと言う。


氷の塊が、何回も海岸に押し出されてきて、砂浜に上がった結果角が取れて丸くなっている。


何処までが砂浜なのか判らない。石が丸くなるように氷も丸くなるのである。


この辺りは海の潮の流れで、ここに住み着く流氷である。プランクトンを狙ってくる魚を狙っているのか、案外鳥がよく飛んでいる。


氷同士の押しくらまんじゅうで、揉まれてきた氷たちである。みんな角が取れている。


何かを見つけたのか、舞い降りてきた鳥である。