昆布が美味い

羅臼の昆布漁を見た時にスタートしたblogです。昆布のダシのように、人生の旅にも味付けをしたい。旅を中心に纏めています。

早春の旅12タンチョウ②

2007-03-10 | 国内旅行
 もう少しタンチョウの生態にお付き合いください。


これは威嚇しているのか、それとも気を引こうとしているのか、優雅なダンスを始めた。


二羽が揃って、羽ばたき始めた。


三羽のタンチョウが翔ぶ。足の方向からすると着陸しようとしている。ファミリーだ。


別のファミリーは空高く舞い上がって行ってしまった。


左の三羽は子どもを中に入れて、大声で叫んでいる。


何を訴えたか、周りにいたタンチョウが、一斉にそちらを向く。


子どもを中にした親は、ますます大声で叫ぶ。
 子どもに「もうお前は子どもじゃあない。早く親離れをしろ」と言っているのかも。それとも、我が子はこんなに大きくなったから「みんなよく見ろよ」と言っているのかも。
 タンチョウは大人になってもファミリーで暮すとも聞いたから、巣立ちを促す鷲・鷹の親子とかは違うと思う。

 子どもの頭の茶色はやがて、毛が抜けて、その跡がトサカのように赤くなると言う。


早くから、ここの鶴居村の台地で冬を越したと言う。今は餌などを撒いて、保護をしている。

 時々は飛び去るものや、ここに訪れるファミリーが見られる。音も立てずにスイスイと翔ぶ。


この青年、郵便局の人か切手を販売している。看板にしているタンチョウの写真は自分が撮影したものだという。写真は何日も、何百枚も撮って、そのうちの一枚だと遠慮がちに、はにかみながら語る。
 タンチョウに入れ込んだ若者の一人かなあ。


彼の撮った写真は素晴らしい。
 肝心のタンチョウの切手はないので、他の動物のにした。


キタキツネ・エゾヒグマ・エゾリス・エゾフクロウ。。。。タンチョウヅル