五条の柿から、ほど近い吉野川沿いの榮山寺を訪ねます。以前、2006.5/23にアップしていますが、今回は秋のモミジに染まる榮山寺でした。
流れも烈しい吉野川が、ここに来て流れが淀むところが「音無川」と異名をとる場所です。
奈良の古刹は、飾り気がない。ここは山門などは無いのです。いきなり境内に踏み込みます。
釣鐘堂の奥にある本堂は室町時代に再建されていますが、本尊薬師如来と十二神将などが拝観できました。
かつては、庭に立っていたであろう説明の板が、縁側に立てかけられているのも、飾り気の無い古刹に相応しいか。
紅葉する境内の樹木が、各伽藍を繋ぎます。
鉄筋で建てられた釣鐘堂があります。ここの梵鐘は姿もよく、京都神護寺・宇治平等院と並んで日本三名鐘といわれる物です。
菅原道真や小野道風なども関係しています。
周囲の銘文が、はっきりと浮き出る鋳造です。
鐘を吊るす竜頭が、精巧な竜の頭であり、鱗や背中の竜骨もよく出来ています。
背後の山頂には、藤原鎌足の孫で藤原武智麻呂(むちまろ)が祀られています。
藤原武智麻呂(南家の祖)は藤原不比等の息子四兄弟の長男で、その息子に藤原仲麻呂(恵美押勝)がいます。
※ 藤原四兄弟の妹に光明皇后がいます。
流れも烈しい吉野川が、ここに来て流れが淀むところが「音無川」と異名をとる場所です。
奈良の古刹は、飾り気がない。ここは山門などは無いのです。いきなり境内に踏み込みます。
釣鐘堂の奥にある本堂は室町時代に再建されていますが、本尊薬師如来と十二神将などが拝観できました。
かつては、庭に立っていたであろう説明の板が、縁側に立てかけられているのも、飾り気の無い古刹に相応しいか。
紅葉する境内の樹木が、各伽藍を繋ぎます。
鉄筋で建てられた釣鐘堂があります。ここの梵鐘は姿もよく、京都神護寺・宇治平等院と並んで日本三名鐘といわれる物です。
菅原道真や小野道風なども関係しています。
周囲の銘文が、はっきりと浮き出る鋳造です。
鐘を吊るす竜頭が、精巧な竜の頭であり、鱗や背中の竜骨もよく出来ています。
背後の山頂には、藤原鎌足の孫で藤原武智麻呂(むちまろ)が祀られています。
藤原武智麻呂(南家の祖)は藤原不比等の息子四兄弟の長男で、その息子に藤原仲麻呂(恵美押勝)がいます。
※ 藤原四兄弟の妹に光明皇后がいます。