最近は腕時計をしているとなんだか疲れる。腕時計がじゃま。うっとうしい。なくてもよさそうなものだが、ないと困ることもある。お客さんと話していて、そろそろといったタイミングを測らないといけないこともある。
で、仕方なくつけるのだが、やっぱりうっとうしい。オフィスにいるときは外して机に置いたりしているわけで。そのうちなくしそうである。高価な腕時計している人もいるが、ちょこちょこ外すわけにはいかないだろうから、ワシには無理である。
ワシの前職のときの先輩は、もうかれこれ30年くらい時計をしたことがないといっていた。そのくせ困ったことは一度もないといっていたから、なければないで何とかなるのかもしれない。常に時計の時間を気にしなければならないというのも問題なのかもしれない。
もし、王様のような、自分の都合だけで動ける人であれば、腕時計なんかしないだろう。主体性というか、生き方にもかかわる部分の話である。時計がないと不便というのは、時間に支配されているという証左でもあるのだ。