湯西川日記

fbやツイッターで一年サボりましたが、やっぱりブログです。2016年から復活します。ツイッターの長い版みたいな感じです。

母校

2011-07-21 21:58:28 | 学習

ワシの人生で一番楽しかったのは、中学時代で、和歌山の市立中学で人一倍充実した生活をしてたと思う。部活もうまくいっていたし、成績もよかったし、毎期クラス中央委員をつとめ、最後には生徒会長にまで上り詰め、マラソン大会では優勝し、女の子にもほんの少しだけ・・・もてた。

これが高校に入ると、右足を大けがして、松葉づえ生活になったのを皮切りに、勉強も友人関係も、すべてにおいて下降線をたどり、その後一度として復活することはなかった。苦すぎる青春である。それはともかく・・・。

一番つらいのは、その、光り輝く母校の中学校がすでに消失し、もはや名前すら残っていないということである。母校のあった場所には、なんと市立体育館が残っているのみである。近隣の中学校と合併したためで、ゆえに、ワシがいた当時の記録もなにも一切残っていない。卒業アルバムで当時を思い出すくらいであろう。

最近は、少子化の事情もあり、小中高の統合が一段と進んでいるようである。それと同時に、母校を失う卒業生も多いということである。行政の上ではやむを得ない面もあるのだろうが、母校がなくなる。これは当事者でなければ分からない寂しさである。