湯西川日記

fbやツイッターで一年サボりましたが、やっぱりブログです。2016年から復活します。ツイッターの長い版みたいな感じです。

驚きのゴールとは

2011-07-20 20:38:44 | 学習

17日のFC東京対FC岐阜の試合の、前半22分の徳永悠平選手のゴールは自分にとっては奇跡のようなゴールであった。

そのとき、ワシはゴール裏の中ほどに陣取って試合を見ていたのだが、徳永選手が左サイドにいた中村北斗選手にボールを送った瞬間。その瞬間であった。前線にいた田邉選手と真ん中にいた羽生選手にFC岐阜の選手が気を取られたのか、徳永選手の前に広大なスペースが生まれたのがはっきり見えた。モーゼの出エジプト記の海が割れる瞬間のようであった。

とっさにワシは叫んだ。「トク、あがれー!!」。その声が聞こえたわけはないと思うが、するするっと徳永選手は一直線に前に走って行った。その後、そのまま思いっきり前まで走ってゆく徳永選手に田邉君から絶妙のパス。そして、右サイドにゴール。

ゴールの瞬間、鳥肌が立った。自分が思った通りに選手が動いて、ゴールが決まった。スパイクの色が同じだから、一瞬、セザー選手のゴールだと新聞記者も、多くのゴール裏のサポーターもそう思ったそうであるが、ワシには徳永選手のゴールであることがはっきり見えた。ワシもアホみたいに試合をたくさん見続けているせいか、徐々に目が肥えてきたようである。

今日、エルゴラを買って、FC東京の試合の記事を読んだら、徳永選手のインタビューが出ていた。おやじの声が聞こえたとは書いていなかったが、やはり、「スペースがあったので走っていった」と書いてあった。ちなみに、大熊監督は、やはりしばらくは、徳永選手のゴールであることに気がつかず、スパイクの色が同じセザー選手のゴールだと思っていたそうであっる。