飯田橋のトロワサージュです。 皆さま、年末年始と美味しいワインを召し上がりましたか?
私のお年始ワインは、このシャトー・クレージュとベルナール・デ・ラグランジュのヴォルネイです。ボルドー、ブルゴーニュと贅沢な二本開け、5日かけてどう変化していくか様子を見ながらだったのですが。どちらも甲乙つけがたい良いワインです。
シャトー・クレージュ 2008年…こういうワインを探しておりました。良いワインを見つけるとテンションが上がります。
ボルドーでは珍しく小さな家族経営の造り手。自然を尊重する栽培によってテロワールを大切にワイン造りを行っています。テクニックワインが幅を利かせるボルドーの中では、貴重な生産者の一人です。そんなわけでヴィンテージ毎にキャラクターが変わることもあるのですが…2008年は本当に私の好み!!メルロー主体の柔らかくも凝縮した果実味と心地好く溶け込んだ樽の甘い香り、木目細かいタンニンのフルボディ。ひそかに身を潜めているミネラルと酸が 艶やかな表情を魅せています。開けたてから美味しく、時間が経つごとに魅力的な味わいに変わります。
ワインはヴィンテージによって味わいが変わったり、良い年のワインでも飲み頃があるし、何より飲んだら無くなっちゃいますからね。気に入ったワインは沢山の方に飲んで戴きたいし、在庫が減ってくると売りたくないような…という葛藤です。……売っちゃうんですけどね。
シャトークレージュはガッツリ押さえてありますので、ご安心ください!グラスワインでもお出しいたします。
今年も上質のワイン(手頃な)を求めて、試飲会を彷徨います!!