また週末が終わり明日からは仕事です・・・今日も仕事だったのに(涙)身体がもちません・・・
さて、早速今回のネタですが・・・
スキャンはだいぶ前に終わっていたのですが、なかなか出す機会がなかったのでやっと出すことが出来ます。タイトルの通り、東北本線による201系車体鋼体(というのでしょうか?)輸送の姿です。ではまずは写真を!
DE10103+DE10 宇都宮駅 1982.10.10 CANON AE-1 50mm
201系車体 宇都宮駅 1982.10.10 CANON AE-1 50mm
フィルムの劣化があり、見にくいところ(特に2枚目)はご容赦ください。このときは、知人にこの列車の運転日時を教えていただき、撮影できたものです。宇都宮市北部の岡本にあった川崎重工業宇都宮工場で製作された車体を輸送するところです。宇都宮まではDE10の重連ですが、2枚目の写真で判るように機関車が開放されていますので、ここから電気機関車牽引で輸送されたのかと思います。ヨ8000やワフ29000などにガードされ仮台車で輸送される姿は私も初めて見ました。当時は、優等列車や機関車にしか興味が無かったので、この美味しい題材をこれしか撮影せずにいたようです。今考えるともったいないことをしたものです・・・。川崎重工からの車体輸送としては、EF641000の輸送も撮影した記憶があるのですが、まだネガが見つかりません。
さて、この川崎重工業宇都宮工場ですが、汽車製造宇都宮工場を川崎重工業宇都宮工場へ移管することで、宇都宮工場は川崎重工業の貨車製造工場となったようです。両社の合併後は国鉄向けコキ50000、ワム80000、ヨ8000などのほか、私有タンク車など約9000両の貨車を製造しました。国鉄分割民営化を控えた1986年3月31日限りで閉鎖され、閉鎖後は川重系のバス車体製造部門であった川重車体工業がいすゞ自動車の資本参加によりアイ・ケイ・コーチと社名を変更の上、バス車体製造工場に転換しました。現在も「JRバス宇都宮工場」として、いすゞおよび日野自動車の路線バス製造を行っています。今では、会社から岡本駅までの線路もはがされてしまい、鉄道輸送の歴史も見られなくなってしまいました。残念です・・・