時間が経つにつれて、被害が大きくなり、余震のため救助活動が出来ないと聞きます。
被災された方々に心からお見舞い申し上げます。また亡くなられた方のご冥福をお祈り申し上げます。
国立シンガポール大学の教授田村こうたろう氏は
現代の科学では地震は予知できない。地震学自体が他の科学と比べて歴史が浅い学問で、100年ほどの歴史しかなく、また本気で研究している国も日本やアメリカやイタリア等の地震国なので、科学に深みと広がりがない。
地震予知と言われているものは周期説くらいしかない。過去のサイクルを研究して「そろそろ周期にはいってますよ」というやつだ。
天気予報もかなり正確にできるようになったから、地震予知もできるようになるだろうとの見通しは甘い。大気の動きよりよりはるかに複雑で、しかも見えない地中の破壊活動を、正確に分析するのは不可能に近い。
だからそのためにAIが必要なのだ。人間の知性などでは到底無理で、はるかに高い知性が、その複雑な地中の破壊活動の中に、いくつかの因果関係を正確に発見し、活動の正確な測定方式も生み出し、測定もして、一瞬のうちに、測定された大量のデータを精緻に計算し、地震活動の未来のシナリオを提供するのだと話される。
専門家の方のお話を聞くと、いつどこで起こるとわからない地震に対して、原子力発電に対しては、やはり心配になり不安になる。
早く余震が収まり、安心できる生活が出来るようお祈り申し上げます。