関山幸弘の勝手気ままなアドバイス2
「さらったんだけど出来ませんでした」
よく聞くこの言葉
残念だけど僕らの世界には通用しないんだなこれ
出来るまで練習することをさらうと言います‼︎
それが何日、何ヶ月、いや何年かかっても
人の何十倍の時間を費やしても
早さを競ってるのではないから
余計な話を一つ
人間国宝になるような人に器用な人は少ないそうだ
ドンくさくて不器用だからこそ一つのことを何度も何度もコツコツと繰り返して覚えてく
それが結果しっかり身に付いていく事になるわけだ
もう一つ
アメリカ留学中に奇妙な学生を見た
譜面台に置いたテープレコーダーで自分の演奏を録音し吹いては聴いてを繰り返している
1年365日ずっと毎日
変なやつと思った
その当時は目立たない真ん中くらいの実力の生徒
俺が日本に帰って数年後
彼がかなり良いオケに受かったという風の噂を聞いた
要するにだ
迷わず徹底すること‼︎
それを継続させること‼︎
結果が出るまでやり続けること‼︎
雑音の多い今の世の中
そう簡単なことではないのは分かってる
でもそれが先日のザルの中の小豆に通じるのでは?
そう思う今日この頃だ
関山先生のお話、忘れないようにしよう。