「いままで国や地方自治体が管理していた水道(下水道含む)のインフラを民営化(水道の事業権を個別に売却/コンセッション方式)し、自由に国内、国外の業者に管理を任せますよ」
という法案が通るようです。
こうきくと、”いいんじゃないの?だって民営化すればいろいろな条件で水道業者の競争が激しくなって水道代が安くなるから”という人が出てくる!
ところがこの水道法民営化においては、その考えは本当の命取りになる場合があるのです。
というのも、水道を国がインフラとして管理している場合はすべて支出が税金で賄われ、全収入の中から一般企業のように利益というものは見る必要がありません。
よって(水道料金は激高だな~)と感じる現在でさえ、国の管理ということを考えて試算した場合、水道料料金は非常に安い料金で利用できていることになります。
ところが、水道が民営化された場合、各企業は利益、株主への配当、排水管や下水管の新規設置や修復費用、従業員の賃金・・など。
ようするに水道事業を民間に委託するということは、利益を追求するためにどんどん水道料金が激高になる可能性があるのです。かかる費用は水道利用者の料金に上乗せされてくるということです。
さらに、水道事業は小さな一地区単位ではなく、広大な地域を独占できる傾向があるため、どんなに狭くても市単位くらいになるだろうことは容易に想像がつく。
こうなると業者同士の価格競争による水道代の値下げということはほぼ期待できなくなり、激高水道料金も大袈裟な表現ではなくなります。
海外では実際に水道が民営化され水道料金がめちゃ高くなり酷い目にあった国が数多くあります。
一例として、アフリカのある国では、国営の水道が民営化された翌月から水道代が激高に値上げされ、月収200ドルの一般的な家庭で水道代が40ドル近くになり、実に月収の約五分の一が水道代激高料金という恐ろしい状態になってしまったのです。
これを日本円に置き換えて考えてみると、月収20万円の家庭の水道代が毎月約4万円になる計算です。これに電気代やガス料金などを加味すれば、普通の家庭でも毎月約7万円が光熱費として消えていくという事態にもなりかねません。
これらの国では民営化により水道代が超激高になり、多くの人が水道代を払いきれずに水道を止められるという事態に陥りました。
これが数年間続きましたが、多くの国民が水道の民営化に苦慮し、疑問をもち、長期に渡るデモなどを通じて水道の国営化を再び勝ち取ったという経緯があるのです。
水道代やっぱり上がりますね。コンビニのトイレは有料になるのでしょうか。マーチングの練習の時にグラウンドの砂が舞うので水を撒きますが、
これもできなくなります。
という法案が通るようです。
こうきくと、”いいんじゃないの?だって民営化すればいろいろな条件で水道業者の競争が激しくなって水道代が安くなるから”という人が出てくる!
ところがこの水道法民営化においては、その考えは本当の命取りになる場合があるのです。
というのも、水道を国がインフラとして管理している場合はすべて支出が税金で賄われ、全収入の中から一般企業のように利益というものは見る必要がありません。
よって(水道料金は激高だな~)と感じる現在でさえ、国の管理ということを考えて試算した場合、水道料料金は非常に安い料金で利用できていることになります。
ところが、水道が民営化された場合、各企業は利益、株主への配当、排水管や下水管の新規設置や修復費用、従業員の賃金・・など。
ようするに水道事業を民間に委託するということは、利益を追求するためにどんどん水道料金が激高になる可能性があるのです。かかる費用は水道利用者の料金に上乗せされてくるということです。
さらに、水道事業は小さな一地区単位ではなく、広大な地域を独占できる傾向があるため、どんなに狭くても市単位くらいになるだろうことは容易に想像がつく。
こうなると業者同士の価格競争による水道代の値下げということはほぼ期待できなくなり、激高水道料金も大袈裟な表現ではなくなります。
海外では実際に水道が民営化され水道料金がめちゃ高くなり酷い目にあった国が数多くあります。
一例として、アフリカのある国では、国営の水道が民営化された翌月から水道代が激高に値上げされ、月収200ドルの一般的な家庭で水道代が40ドル近くになり、実に月収の約五分の一が水道代激高料金という恐ろしい状態になってしまったのです。
これを日本円に置き換えて考えてみると、月収20万円の家庭の水道代が毎月約4万円になる計算です。これに電気代やガス料金などを加味すれば、普通の家庭でも毎月約7万円が光熱費として消えていくという事態にもなりかねません。
これらの国では民営化により水道代が超激高になり、多くの人が水道代を払いきれずに水道を止められるという事態に陥りました。
これが数年間続きましたが、多くの国民が水道の民営化に苦慮し、疑問をもち、長期に渡るデモなどを通じて水道の国営化を再び勝ち取ったという経緯があるのです。
水道代やっぱり上がりますね。コンビニのトイレは有料になるのでしょうか。マーチングの練習の時にグラウンドの砂が舞うので水を撒きますが、
これもできなくなります。