パコと魔法の絵本

パコと魔法の絵本　関口尚　著　幻冬舎文庫
ルアールという会社を作り上げて成功した大貫は
「おまえが私を知っているだけで腹が立つ！」というのが口癖の偏屈な人物。
この大貫はおいの薦めるある病院に入院していた。
この病院には消防車に轢かれた消防士の滝田、オカマの木之元、ヤクザの龍門寺、
なんか変な人の掘米、少年時代名子役で注目されたが、
自殺未遂ばかり起こしてこの病院に担ぎ込まれてくる室町、
がらの悪い看護士、浅野というちょっと変わった医者、
そして事故のために１日しか記憶が持たない女の子パコがいた。
偏屈でわがままな大貫がパコと出会い、パコのために病院内で劇をすることになる。
それはパコが毎日いつも読んでいた絵本「ガマ王子とザリガニ魔人」の劇だった。
もうすぐ公開される映画の原作本。
映画の予告編を見たときにおもしろそうだなあと思った。
今度は映画で見てみようかなあ。