TULIP DIARY

届くといいな やさしい風に乗って

週末、森で

2010年03月09日 | 読書日記
週末、森で 益田ミリ 著 幻冬舎
田舎に移り住み、自然が一杯の田舎生活を満喫する
本業翻訳家の早川さんの家に、
友人の旅行会社に勤める人との接触が少々苦手なセッちゃんと
経理の仕事ひとすじ14年の仕事ができる女性、マユミちゃん
3人の田舎での自然を堪能する姿を描いた4コママンガだった。
セッちゃんとマユミちゃんは早川さんの住む田舎に
ちょくちょくやってきては山歩きをしたり、
カヌーに乗ったり、田舎の人と触れあったりしながらも
次第に心が癒されて、パワーをもらって都会に帰っていくのだ。
みんな30代半ばという年齢で仕事をしながらも
結婚せずにがんばる女性の気持ちや日頃の鬱憤を持って
仕事している姿が本当に上手に書かれていて読んでいて
誰にでも当てはまることも多いのでないのかなと感じた。
あるひとコマでセッちゃんが道を歩いていたときに
向こうから来た人とぶつかりそうになって
どちらも同じ側によけようとしたときにチェと言われて
すごくむかつくところが描かれていたけれど、
そんな言われたときのセッちゃんの当たり方が
とてもリアルでおもしろかった。
このマンガを読んだら思わず笑ってしまうところがあったし、
読んだ後もなぜかとても癒された。


コメント
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