TULIP DIARY

届くといいな やさしい風に乗って

にんじん

2011年11月16日 | ひとりごと
仕事でにんじんを買わないといけなかったのですが、買ったつもりなのに帰ってみたらにんじんだけありません。その日のうちに領収証と明細をあわせて提出しないといけないので、キリンレモンのときと同様に、このにんじんもポケットマネーからの支出になりました。大事な用でにんじんを忘れたのはこれで2回目です。中学生の頃、家庭科の調理実習では、各自食材を分担して持って行くことになっていました。そのとき、私に分担された食材はにんじんでした。かばんににんじんを入れたはずなのに、入ってなかったのでしょうね。そのことに全く気付かずに授業を受けていたら、何の連絡もしてないのに、休み時間に母がにんじんを学校まで届けてくれました。中学時代、母に届けてもらえて嬉しかったのはこのにんじんと弁当でした。中学1年生の最初の授業がある1日目のことでした。始業式のあくる日はたぶん1日ないだろうから弁当はいらないやろうと勝手に判断していました。よって弁当は持って行きませんでした。そのときに担任の先生がまさか今日弁当忘れたやつはおらんやろうなと言われた一言でこの日、弁当がいるんやったと気が付きました。その日も家に何も連絡してないのに同級生のお母さんとたまたま出会って弁当があることを知った母がこのときも学校まで弁当を届けてくれたのです。にんじんを買い忘れたことで随分昔の思い出が蘇りました。
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