あきらめなかったいつだって 森光子 著 PHP
女優森光子さんが女優人生の半世紀を振り返られた本でした。2000回も上演された放浪記の主役を果たされてきたご苦労は他の人には真似できないほどの大仕事だと想像できますが、初演は森さんが41歳だったそうです。遅咲きの花だったのですね。この本の中で森光子さんは京都ご出身だそうで京都の花街の割烹旅館の娘さんだったと語られていました。東京へは女優になられるために上京されたそうです。喜劇の舞台で脇役を演じておられた頃のこと、戦時中、満州に慰問団に参加されたこと、戦後、米軍キャンプで歌われたこと、戦闘機にも乗ったことがあるなど、森さんの半生が淡々と語られていました。後書きにもありましたが、いつもあきらめなかったことがいい結果に繋がったと書かれていました。今の森光子さんの小さな体からは想像できないほどの大きなエネルギーをいつも持ち続けておられたことがこの本を読んでよくわかりました。
女優森光子さんが女優人生の半世紀を振り返られた本でした。2000回も上演された放浪記の主役を果たされてきたご苦労は他の人には真似できないほどの大仕事だと想像できますが、初演は森さんが41歳だったそうです。遅咲きの花だったのですね。この本の中で森光子さんは京都ご出身だそうで京都の花街の割烹旅館の娘さんだったと語られていました。東京へは女優になられるために上京されたそうです。喜劇の舞台で脇役を演じておられた頃のこと、戦時中、満州に慰問団に参加されたこと、戦後、米軍キャンプで歌われたこと、戦闘機にも乗ったことがあるなど、森さんの半生が淡々と語られていました。後書きにもありましたが、いつもあきらめなかったことがいい結果に繋がったと書かれていました。今の森光子さんの小さな体からは想像できないほどの大きなエネルギーをいつも持ち続けておられたことがこの本を読んでよくわかりました。