TULIP DIARY

届くといいな やさしい風に乗って

ひとりごと

2020年09月05日 | ひとりごと

昨日9時半ごろ、大阪府880万人訓練というのが実施されました。昨日は、1日、仕事を休んでいたので、この時間帯は自宅におりました。この訓練の時間帯に携帯電話に防災のメールが届くようになっていましたが、それより前の9時11分、福井県を震源とする最大震度5弱の地震が発生し、その地震を知らせるメールが先に届いていました。その後、訓練を知らせるメールが届き、自宅の外で訓練を知らせる音声が聞こえてきました。昨日は、大阪に大きな被害をもたらした2年前に台風が来た日と同じ日だったです。週末から週明けに、最大瞬間風速が80メートルを超えると言われている恐ろしい台風10号がやってくるという予想が出ているので、大変心配です。

昨日の大阪市内は、午前8時前頃から雨が降り出していましたが、その雨は、午前11時前には止み、晴れ間も見えるお天気になりました。午後、雨が止んだので、散歩も兼ねて、自転車で大阪城公園内を通り、天満橋のOMMビルで開催されていたACEファミリーセールに行ってみました。父のポーチを買うのが目的でした。午後に出向いたとき、それほど混雑していませんでした。ACEのカバンやキャリーバックが半額以上買えるということで、すでに品数があまりないくらい午前中たくさんの方々が来られたようです。平日でもそんなにたくさんの方々が来られるセールだったのかと思いました。お目当てのポーチはあまりいいのが見つからず、サイフだけ買って帰りました。

先日、大阪都構想を問う2回目の住民投票が11月に実施されるのが決まったニュースを見ました。前回は2015年だったそうです。あれから5年経ったのですね。無駄な部分を見直して、大阪をよくして行こうとされているというのが全面的に押し出されているこの都構想ですが、いまだによくわからないことが多いと個人的にはそう思っています。

私が、いつも利用させていただいている大阪城公園を昨日も通りましたが、この5年での変化を思い出してみました。コンビニがいっぱいでき、小さな劇場が3つでき、飲食店なども公園内にたくさんできましたし、花見のときにバーベキュー場所も設定されたりしてました。今はコロナ禍のため、外国からのお客さんを全く見かけることがない公園内に作られた諸々の施設はほとんどが外国から来られる方々向けのものが多かったことに気が付きます。この5年でできた施設のほとんどは、消費されることが目的の施設ばかりだったなあと個人的にはそう思いました。このコロナ禍で、消費することに重きを置いた生活だけが人々の幸せには繋がらないのではないのかなあと思いました。大阪というビルの谷間にある公園の中で人々が癒されるものは消費だけでないと思います。公園内で見かける花であったり木々であったり、そこに来る鳥であったり、昆虫であったり、その場所に行けば必ず会いたいものに会えるという自分の中での些細な居場所を公園の中で見つけるとホントに嬉しいときがあります。そんな気分にさせてくれる居場所を見つけたりすることの大切さが生きて行く上ではお金よりも大事なときもあるということかと思います。大阪の改革をしてきた橋下氏がツィッターで「平時のときの改革の方向性は間違っていたとは思っていません。ただし、有事の際の切り替えプランを用意していなかったことは考えが足りませんでした。」とつぶやかれたのが少し前にニュースになっていてこのときは少々驚きました。台風の巨大化、地震、ウイルスの脅威など、これからも有事のときがしばしば起こりうると想像します。有事のときのことをまず考えて行う改革が大阪の人々にとっての本当の改革なのではないのかなあと思いますし、先人の方々が作って来られた大阪をよりよきものにして行けるような方向に進んで行ってほしいです。最近個人的に感じたひとりごとでした。

 

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