TULIP DIARY

届くといいな やさしい風に乗って

栂池自然園2021その2

2021年08月05日 | 旅日記

栂池自然園での続きです。

みずばしょう湿原からしばらく歩くとわたすげ湿原に到着しました。

ワタスゲ湿原の入口から離れていた場所ではニッコウキスゲが少し咲いていたのが見えました。そこまで歩いて行けばよかったのですが、自然園の入り口付近で待たせていた父と約束した戻ってくる時間のタイムリミットが迫ってきたので、望遠で撮影しておきました。風穴があるほうの木道を歩いたらもう少しましな写真が撮影できたけれど、もうひとつの木道を歩いたのでいい角度で撮影できませんでした。ここまで来たらニッコウキスゲをもっと見ることができるかなあと思ったけれど、あまり咲いていなくて少しがっくりきました。昔この付近でもっとニッコウキスゲが咲いていたときのような風景を見ることができませんでした。昔は、ここまで来てもちっとも疲れなかったし遠く感じなかったけれど、ここまでの道のりは結構遠く感じてしまいました。

ワタスゲ湿原は全体的にはこんな感じでした。夏の青空がまぶしい湿原でした。

ワタスゲ湿原でもワタスゲのほうが目立っていました。

以下の5枚の写真は2011年7月下旬に訪れたときのワタスゲ湿原の風景写真です。

2011年に訪れたときはニッコウキスゲが結構たくさん咲いていました。今回はこれくらい咲いている風景を見たかったのですが、少しだけしか咲いていなかったので残念でした。

来た道を戻って自然園入り口まで歩いて行きました。

ワタスゲ湿原の入り口の分岐点です。左の木道を進んだほうが写真撮影にはよい通路でした。

みずばしょう湿原を来た通路とは違う通路を通って戻りました。わたすげがこちらの通路でもたくさん咲いていました。栂池自然園に何回か訪れていますが、これだけ多くのわたすげを見掛けたのは今回が初めてでした。

綿毛になっていたちんぐるまを見掛けました。

同じような写真ばかりになりましたが、たくさん撮影してきたので何枚も掲載してしまいました。

11時前に自然園の出口に到着しました。

ビジターセンター

ビジターセンターでどの付近でどんな花が咲いているかが紹介されていたパネルが展示されていました。散策する前に確かめてから歩くとよかったですが、確かめるのを忘れてしまってました。

11時過ぎにお昼ご飯をいただきました。

ロープウェイで栂大門駅に到着しました。七夕飾りがきれいでした。

ゴンドラに乗り換えて20分くらいゴンドラの車窓から見える景色を楽しみながら下山しました。

ゴンドラの車窓から見えた景色です。ゴンドラ乗り場から少し歩いたところにあった栂池高原のバス停から路線バスに乗ってJR白馬駅まで移動しました。白馬駅で手持ちのJRの切符を変更し、次の発車する列車の時間まで1時間半ほどあり、駅の近くで休憩することにしました。

駅の近くでかき氷をいただきました。断崖絶壁のかき氷でいただきにくかったです。

JR白馬駅15時16分発のあずさ号で松本駅まで移動、しなの号で名古屋駅へ、その後新幹線を乗り継いで午後9時前に自宅に戻りました。

今回の旅は台風8号の進路予報で本来予定していた日程を取りやめて早めに帰宅しました。立山黒部アルペンルートは昨年旅したので最初の計画では訪問しないつもりでした。昨年お世話になった宿のポイントや利用割引券で7000円くらい安く泊まれるのと4連休後半は空室があったため、急遽予定に組み込みました。米寿を迎えた父がスムーズに歩ける距離を考えると標高が高い山々のルートを見に行けるのはそろそろ今回で最後かなあと思い、立山と栂池自然園に今回一緒に出掛けることができて結果的にはよかったです。黒部ダムでも栂池自然園でも車椅子を押しながら歩いておられた方を見掛けました。5年ほど前に、母を車椅子に載せて一緒に旅していたときのことを父も同じように思い出していたようです。それから5年しか経ってなかったのに遠い昔のことだったような気がして懐かしくもあり切ない気分になりました。室堂も栂池自然園ももっと歩くと違う景色もたくさん見られるのですが、若いときにもっと歩いておいたらよかったなあと思いました。今回、父と二人だけの旅でしたが、父と二人で美しい景色を一緒に眺めることができ、温泉にも浸かり、気分転換できてよかったあかなと思えた旅になりました。

 

 

 

 


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