３日前に降った雪が残っていた。
カタクリも雪の上で寒そうに咲いていた。
箱根湿生花園からバスで桃源台に向かった。
そこからロープウェイで大湧谷に行きたかったが、
この日は２５メートル以上の強風が吹いていたため運休していた。
このため、急遽予定を変更して船で箱根下に向かった。
元箱根には寄港しないということだった。
遊覧船の甲板はたくさんの人々で賑わっていた。
外国から来られた観光客の人々が特に多かった。
箱根下のすぐそばにあった駅伝ミュージアムを見学した。
そこから歩いてすぐの箱根関所にも立ち寄った。
次の日は長瀞へ。長瀞の岩畳を見学した。
対岸には秩父赤壁と呼ばれる絶壁があった。
ＮＨＫの連続テレビ小説の舞台になったところだそうだ。
岩畳から宝登山のロープウェイ乗場まで歩いた。
宝登山神社まではゆったりとした登りが続くが、
宝登山神社からロープウェイ乗場までの近道を登ったら息が切れた。
始発９時４０分のロープウェイで山頂まで登った。
山頂の蝋梅は見頃を過ぎていたが、梅はまだきれいに咲いていた。
山頂からは秩父連山がきれいに見えた。
西武秩父駅からタクシーで羊山公園を訪れた。
ここは芝桜で有名なところだった。
この日は３月３０日。まだ時期的に早いのかなと
思っていたけれど、少しだけ咲いていた。
桜も少しだけ咲いていた。
武甲山をバックに写真を撮影した。
町田駅から小田急で箱根湯本に向かった。
そこから旅館を巡回する１００円のバスで
この日に１泊するホテルおかだに。
おかだの玄関付近はもう桜が咲いていてきれいだった。
ＪＲ、西武鉄道、秩父鉄道と乗り換えて、秩父中川駅下車。
秩父中川駅より約１キロを歩いて樹齢６００年と言われている
しだれ桜で有名な清雲寺に向かった。
駅からは要所要所に方向を示した立看板があったので迷うことなく
ゆっくり歩いて徒歩約１５分ほどで到着した。
この日は３月２９日だった。寒さが続いていたため
このときは蕾は硬くまだ１週間以上かかりそうな感じだった。
今では見頃になっているらしい。
この後、武州日野駅まで行って駅の裏手にある弟富士カタクリ園へ。
小高い山の斜面にたくさん自生していた。
この日のお宿は秩父七湯のひとつであるゆの宿和どう。
最寄駅の和銅黒谷駅のホームには和銅開珎のモニュメントがあった。
日本最古の通貨である和銅開珎がこの地で発見されたところだそうだ。
ゆの宿和どうはこの駅から約９００メートルのところにあって、
駅から送迎してもらえた。
横瀬川の側に建つ閑静なところにある
ゆっくりとくつろげるいい旅館だった。
ＪＲ西立川駅からすぐのところにある昭和記念公園を訪れた。
園内はとても広いので自転車を借りて２時間だけ見学した。
もっと家から近いところならまた何回でも来て見たい大きな公園だった。
花木園には水仙が咲いていた。
菜の花もたくさん咲いていた。
この日は３月２９日だったのでこの付近の桜はまだまだ咲いていなかった。
ムラサキハナナという花がたくさん咲いていた。
渓流広場には芝桜も咲いていた。
桜も少し咲いていた。今は桜も見頃になっているらしい。
この次に向かったのは吉野梅郷の梅の公園。
この日は３月２８日だったので見頃は過ぎていたが、
まだ遅咲きの梅がたくさん咲いていてきれいだった。
梅の公園から歩いてすぐのところにある鎌倉の梅まで歩いた。
たくさんの梅が咲いているこの付近を散策していると
とても心が和んだ。近くの梅郷というバス停から
バスで吉川英治記念館まで向かうことにした。
梅の公園からバスですぐのところにある吉川英治記念館を訪れた。
昭和１９年に東京赤坂から記念館のあるここに家族とともに疎開され
約１０年間記念館のあるここで生活されたそうだ。
この書斎は当時のまま残されていてこの書斎で
新・平家物語や新書太閤記を執筆されたそうだ。
記念館には原稿や挿絵などが展示されていた。
少年期お父さんの事業の失敗で小学校を中退し、
幾つもの職業を転々とする苦難の少年期だったそうだ。
お母さんの写真を文化勲章の受章式に胸に入れて
受賞式に臨まれたことなども説明されていた。
梅林をよく散策されて多くの句を詠んで
おられたらしく、直筆の句もたくさん展示されていた。
この地を愛されていた様子がよくわかった。
この椎の木の下でお茶を立てて楽しんでおられたらしい。
かたくりの花も咲いていた。
