『完全自殺マニュアル』完全批判17 2005-11-28 | 『完全自殺マニュアル』批判 結局何が語られていたのか さて、著者・鶴見済氏自身の視座のレベルが明らかになることによって、社会不適応者たちの自殺を扱う書物を執筆した、彼自身の隠れた動機がはっきりしてきたように思う。 この著者はたぶん間違いなく、彼自身半分は自覚しているのであろう自らの心の弱さ=内向性・非社交性を、社会に適応できず「生きるのに適さない」自殺者に投影している。 そして彼らの死を弱さから来る当然の結末であ . . . 本文を読む