〈私〉はどこにいるか?

私たちは宇宙にいる――それこそがほんとうの「リアル」のはずである。この世界には意味も秩序も希望もあるのだ。

反・ロストジェネレーション論7

2007-02-03 | ロストジェネレーション論
それが端的に示されているのが、「さまよう2000万人」との大見出しのもと、元旦第一面の半分を割いた連載の第一回である。初回ということで三人の対照的な同世代の生き様が見出し入りで紹介されており、それぞれが後の各エピソードの典型を示すかたちとなっている。 一人目は「負け組」。人材会社から全国の工場に派遣され安い賃金で使いまわされて青息吐息の生活のなか、なけなしのカネで買った株に淡い希望をつなぐ、「 . . . 本文を読む