この小説はおととしに出版されたもので、
その年の「このミステリーがすごい」で上位になった本です。
作者の歌野晶午氏の小説ははじめて読むので、どんなものかなと想いましたが
出だしから読みやすくすいすいページがすすんでいきました。
でも中盤に差し掛かって、
まぁまぁ面白いけどそこまで評価されるほどでもないよなと想っていたら、
ラスト100ページ位からどんでん返しが待っていて
なるほどこれは上手いなと感心しました。
しかも最後は完全に事が片付く前に終わってしまうんですがこれも自分好みです。
途中まですごくいいのに、無理やりこしらえたようなラストだと満足感が半減してしまうので
この小説のように物語の途中で終わらすのはありだと思います。
一つ難点なのはテレビ化や映画化は難しいだろうなということですかね。
その年の「このミステリーがすごい」で上位になった本です。
作者の歌野晶午氏の小説ははじめて読むので、どんなものかなと想いましたが
出だしから読みやすくすいすいページがすすんでいきました。
でも中盤に差し掛かって、
まぁまぁ面白いけどそこまで評価されるほどでもないよなと想っていたら、
ラスト100ページ位からどんでん返しが待っていて
なるほどこれは上手いなと感心しました。
しかも最後は完全に事が片付く前に終わってしまうんですがこれも自分好みです。
途中まですごくいいのに、無理やりこしらえたようなラストだと満足感が半減してしまうので
この小説のように物語の途中で終わらすのはありだと思います。
一つ難点なのはテレビ化や映画化は難しいだろうなということですかね。