これが私の生きる道

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NO WAR LIFE

2012年05月03日 20時31分37秒 | 映画
この前、プライベート・ライアンという映画を見ました。
1998年に公開された戦争映画で
第二次世界大戦時のノルマンディー上陸作戦を舞台に、
1人の兵士の救出に向かう兵隊たちのストーリーで
監督はスティーヴン・スピルバーグ、主演はトム・ハンクスです。

上映当時、映画館まで観に行って
入場を待っている間(当時は指定席ではなく自由席だったので)
彼女とちょっといちゃついていたら(さすがにキスとかしていたわけではないです)
小学生位の子供を連れたおばさんに説教されるというハプニングがあり
印象に残っていた映画で
見るのはその時以来でした。

今ではCGなどでどんな映像が出てきても驚くことは少なくなりましたが
当時は結構ショッキングなもので
相手の攻撃で腕がもげて、それを自分で持っている様や
腸が飛び出していたり
こういうグロテスクな描写が苦手な人には
全く受け付けない代物です。

今回見直して改めて戦争のむごさを目の当たりにしました。
おそらくかなり現実に近い描写になっているのでしょうが
現実は更に過酷なものだったろうし
これが自分たちと同じ痛みを感じるし
感情をもった人間に起きたことだということを
忘れてはいけません。
「梅ちゃん先生」でも戦後の大変さを描いていますが
実際に戦争に行った人に比べれば
まだマシなのは間違いありません。

現代社会もどうしようもない様々な問題がたくさんありますが
それでも戦争をしないだけ
全然まともな社会なんだと思っています、
それだけ戦争というのは愚かさの極みにしか思えません。

最近は歴女とかで戦国武将が持て囃されている風潮がありますが
あれもあまり理解できません。
戦国武将って結局人殺しでしかないんですよ。
尊敬する歴史上の人物でも織田信長や徳川家康などを挙げる人が多いのですが
殺人者を尊敬するのって
やっぱりおかしいことだと思います。
本当に尊敬すべきは、人を殺さずに死んでいった人の方です。

戦国や戦争をすることでしか統治できないというのは
人間の限界を示す証でもあります。
だからどうにも至らない人がいても仕方がないのだと思う部分もあるのですが
現実にそういう人に遭遇すると
どうにも許すことのできない自分も
大した人間ではないのでしょう。

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