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この本は題名のとおり、結婚について綴った本ですが、中身はシビアな内容です。
著者によると結婚は男のカネと女のカオの交換によって成り立っている
とのことです。
ですから現在言われているような年収300万の男性は結婚どころの騒ぎではないみたいです。
抱かれたくない男性NO1の出川が先ごろ結婚しましたが
何であんなのに可愛いモデルさんと結婚できるんだと思った人も多かったみたいですが
彼なんかは年収何千万も稼いでいるし、この本の内容にぴったり当てはまるカップルと言えます。
また現代女性の最高の理想は結婚しても、
営利目的ではない、それでいて創造的で自分が輝ける仕事をしていくことらしいです。
現実にはそんな仕事はないので、ご主人のお金でそれをすることを許されるのが
最高級の結婚だそうです。
そんな生き方を後押ししているのが「VERY」と「STORY」という雑誌で
象徴的存在が三浦りさ子、黒田知永子だそうです。
すごく拒否反応を起こす人もいると思いますが、男女問わず読んでもらいたい本です。
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私もこの「結婚の条件」を読みました。本当におもしろい。この小倉千加子という人は、芸能ネタが非常に強い人で、大学教授という激務なのによくもまあこんなにテレビをみているなあ、と感心します。
しかし、男女の結婚が、男の経済力に依存したい女と、見た目が良い女を手に入れたい男の「カネとカオの交換」といった図式は、あまりにも古いと思う。
また「やむを得ずパートに行き、子どもの学費負担に苦しめられている50代の主婦を私は被害者であるとは思わない。気がつくべき時に気がつかなかった責任は自分自身にある。彼女たちは、女の特典を利用して失敗しただけであって、女の特典を自ら捨てて生きてきた先発組やシングルの女に対しては加害者であったという過去は消せないと思う。」この記述にいたってはコワイ。ここまでなぜ恨むのかな。
この本を読んでだいぶ経つのであまり詳しく憶えてませんが
小倉さん自身がシングルだったことで
いらぬことを色々いわれたんですかね。
「カネとカオの交換」にしても結婚なんてその程度の
ものだって思いがあふれてますよね。
小倉さんってバリバリのフェミニストですよ。
その筋ではとても有名な方です。
上野千鶴子氏との対談「フェミニズム」を読むと
この方達の考え方の根底がわかると思います。
紹介している本は読んでいませんが
何かうらみでもあるのか?と思うの良くわかります。
田島教授にしろ、この小倉さんにしろ
男性受けするようなルックスだったら
こういう考え方にはならないだろうなぁ~って
そこはかとなく感じるんですけれど・・・
かわいい娘にチヤホヤする男性への恨みみたいなものが凝縮されている気がします。
MSNで毎週金曜日に更新される連載「女という名の病」(タイトルからしてコワイ雰囲気でてますね)が面白くて、毎週気になって読んでいます。
勉強はできるんだろうけれど、人間関係構築の面やごく普通に生きるという事に対して社会不適合な、実在する「イタイ女」の、世に馴染めない違和感に苦しみつづける様が描かれています。主人公が最期はどうなったのかが、想像すると怖いんですが、とっても気になって毎週読んでしまう状態です。
お時間あったら読まれてみてください。
辛らつな中身だと反論したくなりそうなんで
それ相応の覚悟ができたら読んでみます。
「やむを得ずパートに行き、……過去は消せないと思う。」というくだりは覚えていませんでした。
厳しいようですが、現在の少子化などいろいろ
問題がおきている結婚制度は、男性と女性の
合作のようなものなので、女性にも
「働かないでこうしたい」とかいう思惑があったり、
無知のママでいるようでは、
実際にある女性差別はなかなかなくせないでは…?
あと、かわいくなくてちやほやされなかったから
恨んでるんだろう、というような
言論が単純にでるようでは
女を美女、ブスにわけ、さらには
結婚・未婚、生殖用と遊戯用に分断して
けしかけあわせて自分たちへ一致団結して
向かってくるのを防ごうという
男の企みに見事のせられてしまっている
と思いますね。彼女らのような男性的な
脳の持ち主は、容姿より自分の能力を
女の体のせいでまともに見てもらえなかった
ことのほうに恨みがあるんだと思いますよ。
どうもこの手の話になると優秀な女性のデメリットばかりが強調されますが、見た目だけで頭パープリンのキャバ姉ちゃんが年収1千万以上稼いでいたりする事実には目が向けられないのですよね。