先月、悠雅彦氏がお亡くなりになりました。
JazzTokyoの立ち上げから関わった悠さんを偲んで、追悼コンサートが渋谷の公園通りクラシックスで開催されます。
Jazz評論家らしい、悠先生も頻繁に足を運ばれた場所での開催で、悠さんと縁のあった有志の演奏家が出演します。
思えば私もこの場所で今回演奏予定のWalk Manを初演し、その時のライヴに悠先生も足を運んでくれたのでした。
2003年にリリースしたGeisha Farm初のCD「キャバレー」も、「これはクラシックでもないしキャバレーソングでもない」と批評の掲載を断られたり、クラシックの評論家に酷評もされましたが、悠先生は非常に高く評価して批評を書いてくれました。
いつもほがらかで、励まされ、アーティストの気持ちに寄り添ってくれる方でした。
出演ミュージシャンの顔ぶれを見て、悠先生の幅広い音楽嗜好、思考が伺えます。
まだ49日前で、気分的に心の整理もついていないのですが、心を込めて演奏したいと思います。
ご都合よろしく、ご興味ありましたら是非お越し下さい。この顔ぶれでの企画は今後ほぼありえないと思われます。
寒くなってきた折、みなさまお体には気をつけてお過ごし下さいませ。
お会い出来ますのを楽しみにしております。