宇ち中
宇ち多゛中毒のページ




2006/08/23
(続き)
山城屋でバッタリ逢ったつるピカさんに、「この近くに他にもいいお店があるんですよ、行きましょう」とお連れいただいたのは、四ツ目通りと新大橋通りの交差点からちょっと入ったところの、住吉銀座商店街にあるお店、「高島屋」です。



なかなか渋い佇まい。暖簾をくぐるつるピカさんに続いてお店に入ります。左側に6人程のカウンターと右側に小上がりの席(でなく、テーブルでした。つるピカさん、ご指摘ありがとうございます。)が2つというこぢんまりとした店内ですが、とてもいい感じです。つるピカさんと二人カウンターに座り、注文したのは「チューハイボール(280円)」。



レモンスライスの入った濃いめの琥珀色エキスと、ニホンシトロンの瓶が別々に出されるタイプ。炭酸を注いでいただきます。いい味ですね~。たまりません。おつまみには、つるピカさんおすすめの豚耳をいただくことに。



出てきた耳を見てびっくり。ぶ厚くて、しかも巨大。これに酢みそを付けていただくのですが、さっぱりしていてボールにぴったりの味なのです。鮮度も間違いなく良いですね。

カウンターには一席空けてお客さんが二人、そして小上がりの席(でなくテーブル)も埋まっていて盛況です。お店は初老のおとうさんと、その息子さん(と推測)の二人で切り盛りされていて、寡黙ながらも温かい感じがするお二人。お店の雰囲気が和みます。



お行儀が悪いですが、カウンターに肘かけて何気なくぼんやりと壁に掛けられたお品書きの札を眺めていると、なんだかこのお店と同化していくような心地よさです。この時点では、お酒も回ってきてボケボケ状態だったということもありますが・・・。



そう言えばつるピカさん、こちらでは一杯目からウーロンハイ(290円)に切り替えてますね。でもこちらにもニホンシトロンの瓶が。実はこれ、ニホンシトロンのウーロン茶なのです。



「え、炭酸のウーロン茶ですか?」とカウンターの中にいる息子さんに聞くと、「さすがに炭酸は入ってないですよー」とにっこりいいながら、瓶を渡してくれました。右側の青い王冠が、通常の強烈炭酸ニホンシトロン。「プレンソーダ」と書かれてます。そして左側の茶色い方が烏龍茶。王冠は違いますが、全く同じリターナブル瓶です。

ボクは相変わらずチューハイボールをおかわりして三つ目。そろそろ完全に泥酔モードに突入して来ちゃいました。つるピカさんとカウンターでまったりとしつつ、何をおしゃべりしたのかさっぱり記憶はないのですが、とても居心地が良かったです。そして3杯めを飲み終えて、そろそろ行きますか、とごちそうさまをしました。しかしホントいいお店を教えていただきました。



お店を出たのは21時前。こちらには1時間15分ほどの滞在でした。まさに、こんなところにも隠れた名店が、といった感じ。しかし、この日は突然の楽しい遭遇で3軒、かなり呑みすぎてしまったようで、既に記憶なし状態。恐らく、ちゃんとつるピカさんとお別れして、それぞれ電車に乗って帰ったんだと思います。
(おわり)


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