宇ち中
宇ち多゛中毒のページ




2006/08/25
遅めにとった夏休みの初日。この日は外出せず家でのんびりしていようと思い、朝から昔撮った画像の整理をしていると、宇ち多゛のもつ焼き画像を見ていたらなぜだか宇ち入り願望が急上昇。12時過ぎには外出準備オッケー、すっかり気持ちは立石です。

それでも、宇ち入りしたら今日はおとなしく帰ろうと思い、宇ち多゛へ到着は13:25。するとお店の前には既に行列が。平日の昼も凄いなあと思いつつ列に近づくと、なにやら見覚えのある後ろ姿が。最後尾には、下町酒場探訪歴かつ宇ち多゛歴20年超のKさん、そしてKさんのご学友であり、酒友であるおっとこまえのHさんのお二人が立っているじゃないですか。お互い、にやにやと照れ笑いしながらご挨拶していると、焼き方のおかあさんが「反対側はまだだれも並んでないから、あっち行くといいよ」とこっそり教えてくださいました。さすがKさん、すっかり顔なじみなんですよね。

裏手の、栄寿司側の入り口で開店を待つあいだ、3人の頭の中はすっかりホネモード。でも実はKさんも最近になって初めて、そしてHさんはなんとこの日が初めての口開け宇ち多゛とのこと。意外ですねえ。

そして、やっぱり定刻より早めの13:45にお店は開きました。事前に示し合わせておいた通りの場所に座り、箸をいただく体制も盤石整ったところへマスターが、「今日はホネだしとく?」とのこと。なんと、箸を配る前に確認してくれました。いやあ、嬉しいですねえ。遠慮なく「3本お願いします」と3人でハモります。まずはビールをいただき、ホネを待ちます。



そしてあんちゃんがすくったホネが到着しました。いやあ、三つ並んだホネ。壮観ですねえ。早速かぶりつき、旨い。続いてテッポウにコブクロのシンキと行きたいところですが、どうやらコブクロは既に終わってしまった様子。今日もコブクロの入荷は少なかったようですね。それでは、ということで3人仲良くハツ入れてお酢でいただくことにしました。



若干ボイル加減が多めな感じのハツ。やっぱりお酢は欠かせませんねえ。旨いです。テッポウはいつもながら美味しい。あっという間に3人で2本の大瓶を空けてしまったあとは、当然のように梅に移行します。



いやあ、梅が効きますねえ。昼に呑む梅はまた格別です。しかも、やっぱりホネにあいますねえ。



ホネの周りに残っている肉を丁寧にしゃぶりつきます。さらにレア系行きましょうか、ということでツルの辛塩をお願いしました。



そしてやって来たツル辛塩。辛塩で食べたら旨かったんですよね~なんて大先輩二人に偉そうに喋りながら、串からツルを外します。旨い。お二人からも美味しいとおっしゃっていただき、有頂天に。なんだか調子に乗っちゃってましたね。やれやれ。



タン生お酢もいただきました。今でこそメジャーなタンの「赤いとこ」やアブラの「少ないの」というリクエスト、昔は「言うのは自由だよ」なんて軽く返されていたようです。さすが宇ち多゛歴20年超。大先輩のお二人に囲まれて、しかもいろんなお話が聞けてだんだん絶好調モードになってきました。



二つ目はぶどうで。いやはや、表面に映り込んだ白熱電球が輝いてますよ。今にもこぼれんばかりの表面張力のところに、口を近づけてすするこの瞬間。たまりません。

そして先程のツルを、今度はタレで行ってみましょうか、ということで注文してやって来たツル。



これがまたいい感じに脂がしたたって輝いている美しいルックス。3人とも息を呑むように見つめてしまいます。しばしこの美しいツルを視覚で楽しんだ後、串から外してやげんの七味を振りかけます。「いかにゴマを落とさずに七味をかけられるか」などとくだらないことをいいながら、結構上手にゴマを抜くことができて記念に一枚パチリ。



そして一口。旨すぎます。このジューシー感と、ツル独特の歯ごたえ。これまでいただいた中で最強のツルタレかもしれません。



ちょっとクールダウンで、おしんこもいただきました。それにしても3人いるといろんなおかずが楽しめていいですね。しかも楽しい会話で焼酎のペースも上がります。ぶどうをおかわりして、テーブルの上のいろんなおかずをつつき、くだらない話で楽しく盛り上がります。



最後にいただいたシロたれ。大先輩を相手に「宇ち多゛のシロはのどごしがいいんですよね~」なんて偉そうに語っていたかもしれませんが、結局この日はビールのあとに梅一つぶどう三つ。超大満足。でも明らかにオーバーペースでしかも1時間半近くの長っ尻。かなりゴキゲンモードで宇ち多゛を出ました。
(つづく)


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