宇ち中
宇ち多゛中毒のページ




2007/03/18
(続き)
大満足で焼肉大衆を出て、野毛の街をプラプラ歩きます。この日は日曜日、競馬開催デーでWINSが近くにあるこの界隈は競馬ファンであふれかえってます。競馬のことはさっぱり分からないボクにとっては、なんだかこのエリアにいちゃいけない、そんな雰囲気さえしてくるほどですがめげずに闊歩します。



事前に綿密なプランを立てて、プリントアウトしたGoogle Mapsの地図に行きたいお店の開店時間なんかもちゃんと書き込んでそれを見ながら界隈を歩きます。次に予定していたのは、早くから開いているという情報があった○豊です。ところが、シャッターが降りたまま。



都橋商店街は軒並み閉店状態。ありゃりゃ、これはプラン変更ですねということで次に目指したのは日ノ出町の駅に近い「第一亭」です。



こちらは先日はまださんが召し上がっていた「パタン」がお目当て。お店に入ると競馬中継を熱心に見入るおとうさん方で結構な入りですね。カウンターの一番手前にお邪魔して、上にあるメニューをぐるりと見渡します。飲み物は結構悩みましたが、結局紹興酒(L、650円)をフロア係のおかあさんにお願いします。「燗つけますか?」と聞いてくれて「お願いします」と返答。ガラスの徳利にたっぷり紹興酒を入れてくれて、レンジにかけてくれました。その間におかあさんに「あの、パタンというもの・・・」と言うと「はいはい、パタンね。パタン一つ~。」と調理係のおかあさんに伝えてくれます。なるほど、裏メニューながら頼む方は多いのですね。調理係のおかあさんが茹で済みの中華麺をお皿に移して用意してくれてます。紹興酒もチンとできあがり、グラスに注いでいるうちにパタンもできあがってきました。



おお、これが念願のパタンですね。冷たい中華麺にたっぷりニンニクがのってます。そして味付けは醤油かな。もの凄くシンプルなのですが、とっても美味しい。紹興酒のいいつまみになります。ちゅるちゅるとパタンをいただきながら紹興酒をちびちび。いやあ、いい感じになってきました。目の前には昔懐かしい黒電話が。



壁掛けタイプですが、もうこの手の電話機はなかなか無いのではないでしょうか。歴史を感じさせますねえ。店内は競馬ファンばかり。常連さんらしいカウンターのお客さん達と、フロア係のおかあさんが楽しげにお話しされてます。日曜日の野毛の光景、という感じなのでしょうね。ボクはちらちらと競馬を映すTVをみつつも、パタンに夢中。ゆっくりとパタンで紹興酒を呑みきり、最後は残りのニンニクまで全部平らげました。お会計の時におかあさんが、「辛くなかった?」とお気遣いいただきます。なかなかこちらも温かい接客で嬉しいですね。



大満足でお店を出ます。見上げると豚のいろんな部位が看板に。こちらも大勢で来ていろんなものをいただきたいお店ですね。約20分の滞在で、お会計は1,250円。紹興酒が650円だったので、パタンは600円なんですね。ニンニクパワーですっかり元気になって、次のお店に向かったのでした。
(つづく)

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