愛媛の伝承文化

大本敬久。民俗学・日本文化論。災害史・災害伝承。地域と文化、人間と社会。愛媛、四国を出発点に考えています。

講座「愛媛で読む柳田國男『遠野物語』」

2015年04月07日 | 日々雑記
講座「愛媛で読む柳田國男『遠野物語』」
ちょっと強引に「宇和島伊達400年」に関連させて、愛媛県歴史文化博物館で、講座「愛媛で読む柳田國男『遠野物語』」を今年度上半期に行う予定でしたが、別の講座(弘法大師空海関連)を私が担うことで調整つかず、下半期以降に延期となっていましたが、12月6日(日)に松山市内(愛媛県生涯学習センター)での講座開催が内定しました。まだまだ先か・・・。
「天神の山には祭ありて獅子踊(ししおどり)あり。ここにのみは軽く塵たち紅き物いささかひらめきて一村の緑に映じたり。獅子踊というは鹿の舞なり。鹿の角をつけたる面を被り童子五六人剣を抜きてこれとともに舞うなり。」
獅子踊(鹿踊)、姥捨て、河童など、南予と岩手県遠野の事例を取り上げつつ、『遠野物語』の内容を紹介する予定。