沖縄県内に昨日4隻の外国クルーズ船が同時入港しました。
これは県内では初めての出来ごと。
そのうちの1隻、スタークルーズ社の「スーパースターリブラ」がわが平良港にも入港しました。
平良港へのクルーズ船の推移をさがしてみると........
平成17年には23隻の寄港実績がありましたが、平成18年に流行した新型インフルエンザの影響で以降激減。
平成25年まで年平均2~3隻という体たらく。これに危機感を抱いた港湾管理者、観光関係者はようやく昨年、クルーズ推進協議会を立ち上げ対応を検討してきたところですが、この間の無策がたたって有効な対策を見いだせないでいたところ.....
何ということでしょう。今年は昨日から10月末までほぼ毎週火曜日に入港するとのこと。その数14回。
これが定着すると、東アジア、オセアニアのクルーズ客に宮古島の魅力を知ってもらう良い機会となるのですがねぇ。
実はこの急な特需、韓国マーズの影響らしいのですね。中国観光客が韓国内への寄港を嫌ったためその分がこちらに回ってきたということらしい。
これを機に、おもてなしのノウハウを身に着け、航路の定期化が進むことを祈るばかりです。
似たような太鼓と踊りと吹奏楽だけではそっぽを向かれますぞ。
ところで、昨日上陸の観光客。中国からの客はやはりドラッグストアに列をなし、爆買傾向は収まらず。バスのガイドも本島からの応援だのみ。タクシーに至っては多分撃沈。
ちなみに、県内のクルー船客港地、石垣港と那覇港の実績はというと、
平成17年にはそれぞれ32隻、34隻。平成18年には激減しましたがその後 V字回復。平成25年までには年平均、40隻と48隻。
平良港は大きく水をあけられていたのですね。
客のためには、少なくとも夏の日差しを避け、エプロンからの照り返しを和らげる、屋根のある施設や日本らしい打ち水なんかは必須だと思うのですが。
あ、これは愛知万博の教訓ね。
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