「お金がないので病気があっても病院に行っていません」ーー2人の相談者の窮状です。南勢ユニオンは志摩市(3月14日開催)に続き3月21日、松阪市内で「暮らし相談会」を開催しました。運転手の男性は国保料滞納のための差し押さえによる生活苦を訴えました。自営業の女性はコロナの影響もあり事業が振るわず月5万円で生活しているといいます。
昨年、会社の廃業により雇止めになった男性は、職を転々、今月入社した会社では、250キロ積載の車に600キロの荷物を載せることを指示され、休憩もなく重量物の積み下ろしに従事させられたあげく、試用期間を理由に退職を迫られどうしようかと相談に訪れました。
この日の相談会には16人が参加、コロナ禍での生活維持に役立つ制度を学習しました。その後、4人から個別の深刻な相談がありました。南勢ユニオンでは緊急小口資金総合支援資金の申請をサポートしたり、差し押さえや退職強要に対応していくことにしました。相談会には共産党の栗谷建一郎市議会議員も相談員として参加してくれました。
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