全労連の初級教育講座がスタート

南勢ユニオンも加入している全労連（全国労働組合総連合）による通信制の初級教育＝わくわく講座が6月からスタートしました。テキストによる独習の他、インターネットを使用して受講したり、クイズ形式のテストにより楽しみながら理解を深めるようになっています。質問にも答えてくれます。
受講期間は6月から11月までの6か月間です。南勢ユニオンから8人が受講申し込みをしましたが、
6月13日の執行委員会では冒頭にインターネットによる講義を役員全員が受講しました。
分かりやすいとの感想が寄せられました。南勢ユニオンでは、これまで執行委員会の冒頭は学習に充ててきましたが、わくわく講座の期間中は、毎月の執行委員会で受講することになりました。


　わくわく講座を受講する南勢ユニオン執行委員会（6月13日）

今年の最低賃金の審議が始まりました

６月５日、平成２７年度第１回三重地方最低賃金審議会が開催され、南勢ユニオンから３人が傍聴しました。冒頭、あいさつした川口三重労働局長は、経済は好調、今春闘の賃金引き上げは例年にない高水準だったが、大手から中小へどう波及するかと述べました。今季の会長に選ばれた上野達彦氏（放送大学三重センター所長）は「三重の経済は好調ではない」と経営難のシャープを例にとり、悲観的とも取れる見解を述べました。

会議では、審議の日程の例として、昨年は７月２９日に中央で地方の引き上げ額の目安が示れ、三重では８月５日に答申、１０月１日発効だったと紹介されました。今年も、この日程で審議が進められるものと思いま
南勢ユニオンでは、この６月を最賃引き上げ署名の月として、とりくんでいます。

今回、三重最賃審議会の委員が労働局長から委嘱されましたが、公益代表５人中女性が２人、労働代表５人中の女性は１人、使用者代表５人中女性１人で、女性の登用は大きな前進はありませんでした。低賃金で働く女性を代表をする委員をもっと増やすべきです。


　　平成２７年度第１回三重地方最低賃金審議会
　　（６月５日、津市内）


　　伊勢市観光文化会館前での南勢ユニオンの最低賃金引き上げ署名活動（５月２５日）