6月6日、南勢ユニオンは志摩市で3月に続き2回目の暮らし相談会を開催し、ホテル・旅館で働くパート従業員ら13人が参加しました。日本共産党の坂口洋、森光子両市議は相談員として参加しました。
はじめ、奥野忠南勢ユニオン書記長から、コロナ禍の暮らし維持に役立つ制度として、緊急小口資金、総合支援資金について貸付決定機関である三重県社会福祉協議会との交渉経過をまじえ、制度の説明を行いました。また、職業訓練を受け生活費が受給される求職者支援制度も紹介しました。
ホテルを雇止めになった人は失業手当の受給が終了を迎える時期で生活費に困っていました。旅館パートはコロナ前は月収十数万円でしたが昨年4月以降、シフトが激減、月収2千円~5、6千円も少なくない状況が続いていました。旅館がやっと手続きしてくれた休業支援金も書類不備で返送され途方に暮れている状況で相談員が受給できるようにサポートしました。
相談者の大半は緊急小口資金や総合支援資金を申し込むことになりました。これまでに総合支援資金の再貸付が不承認になった人は7月からできる生活困窮者支援金を申し込むことになりました。
この日、市内の工場でパワハラを受け出勤不能になっている女性が中川隆生南勢ユニオン執行委員長に付き添われ相談会に参加し解決への支援を訴えました。写真は相談会の状況で正面は坂口、森両市議。