AさんはBホテルでパート従業員として働いています。客の激減により3月下旬から仕事がなくなり休業を余儀なくされていました。休業手当が支払われないので南勢ユニオンに加入しました。ユニオンは社長と交渉した結果、社長はAさんに休業手当の支払いを約束しました。同僚に連絡をとるとミーティングで休業手当を支払うと会社から発表があったとのこと。同僚はAさんに「あんたが社長に言ってくれなかったら休業手当の支払いはなかった。助けてもらった」と言ってくれたそうです。
無給休業を強いられるパート
Cホテルでは正規従業員は6割の休業手当が支払われますが、パートはありません。立場が弱いパートは休業手当の支払いを使用者に言い出せない状態です。政府は5月14日、休業手当を使用者ではなく、ハローワークに申請する「みなし失業」制度の実施を表明しましたが、1日も早く実施してもらいたいものです。