南勢ユニオンのブログ

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伊勢広域環境組合と意見交換

2022-03-26 10:24:00 | リポート

3月25日、新ごみ処理施設を考える会は伊勢広域環境組合と意見交換を行いました。「会」から11人が参加しました。

第1のテーマとして「会」から、プラ資源循環法の定着に伴いプラ焼却量が減少する、その場合のごみ発電の売電量の予測はどうかと質問しました。

組合は、前提条件が定まらないので予測できないと答えました。

「会」は、焼却ごみ量の17%をプラとして施設計画がされているが、5%なり3%なりに仮定した場合のシュミレーションは可能なはず、実施すべきだと主張し、要望しました。
(注ーー組合はプラ焼却量が減った場合の予測値を持っていません。このことは年2.5億円、20年間で50億円の売電収入を見込む財源計画が根拠のない計画であることを示すものです)

第2テーマとして、「会」は温室効果ガスの政府の削減目標を達成する施設計画かを質しました。

組合は、2030年に69削減でき、政府目標を達成できると答えました。2050年目標は分からないとのことです。

「会」はごみ量が2013年比で30年には13%減に留まるのに、組合の69%減との言明は全く信用できないと指摘しました。

(注ーー組合の2030年69%減なる言明は苦し紛れの値です。今後、その根拠は大いに追求すべきものです。また、2050年実質の排出ゼロに至る話の中で、組合はCO2を地中に埋めることも考えられると持ち出しました。現在の施設計画の中には、そんな計画はなく、全く無責任な態度です)

第3のテーマは、住民説明会参加者の個人情報に関する問題です。
組合は、説明会での住民の発言者を撮影していたことを認めました。また、会場の前から座席の全景を撮影していたことも認めました。

「会」は、前方から全景を撮影していたというが、拡大処理をすれば参加者個々を判別できる、問題ではないかと反論しました。また参加者個々をズームアップして撮影していたとの話もあると指摘しました。

(注ーー個人情報問題は時間が来て十分なやりとりになりませんでした)
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ロシアのウクライナ侵略に抗議する

2022-03-08 21:20:00 | リポート

南勢ユニオンの執行委員会は3月5日、ロシアのウクライナ侵略に抗議する書面をロシア大使館に送りました。
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従業員をボロ布のように使い捨てるな!

2022-03-02 12:25:00 | 南勢ユニオン便り

従業員をボロ布のように使い捨てるな!
千種鉄工所の全従業員解雇に関する南勢ユニオンの主張

2022年3月2日 南勢ユニオン(地域労組)

2月28日、株式会社千種鉄工所(千種勲社長、伊勢市小俣町)は経営不振を理由に、従業員全員26人に解雇を通告しました。突然の解雇に従業員は途方に暮れています。
看過できないことは、従業員を失業のどん底に追い込みながら、法定の最小限の保障も実行されないことです。
従業員への解雇の説明で、社長は2月分の賃金と解雇予告手当(平均賃金の30日分以上)を支払うと言明しました。しかし、この義務すら実行されないのです。
地域労組・南勢ユニオンは次のように主張します。

1.2月分賃金を支払え

会社側代理人弁護士の説明は社長とは違い、2月分の賃金は国の未払い賃金立替制度を利用すると言うのです。原資は会社の資金ではありませんし、給料日(3月21日)の支払いは無理で、しかも賃金の8割しか受け取ることができません。社長は会社の資金で支払うかのように言いましたが、実際は国の制度を利用する話だったのです。
発注会社である美和ロックの下請代金未払分が存在するならば、労働債権(賃金等)の支払いに最優先で充てるよう要求します。美和ロックも責任を持つべきです。

2.解雇予告手当の従業員口座への送金を止めるな

社長は2月28日限りで解雇するから予告手当を3月1日に従業員の口座に振り込むと言明していました。ところが百五銀行が送金を差し止めたため支払われませんでした。
予告手当なき、即日解雇は無効であり、労基法第20条違反です。南勢ユニオンは、3月2日、伊勢労働基準監督署に指導を要請します。
また、予告手当の従業員口座への送金を止めた百五銀行に3月1日厳重に抗議し、送金を要求しました。同行は送金に応じませんでしたが送金を強く要求します。

3.会社は諸制度の説明と再就職に責任を持て

解雇された従業員の社会保険、失業手当受給、アパートの家賃の支払いをどうするか、雇用保険未加入者をどうするか、突然、奈落の底に突き落とされた従業員は困り切っています。しかし、会社は何の説明もしていません。南勢ユニオンは3月1日、社長と代理人弁護士に利用できる諸制度の説明会を直ちに開催するよう申し入れました。
会社は従業員が1人残らず再就職できるよう責任を持つべきです。
以上

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新ごみ処理施設への予算措置に「待った!」ーー市民団体

2022-03-01 08:02:00 | 南勢ユニオン便り

新ごみ処理施設を考える会は2月28日、伊勢市議会の各会派を訪ねて、新ごみ処理施設への予算措置に関する「要望書」を手渡し「考える会」の見解を伝えました。
「要望書」は「令和4年度伊勢市一般会計予算案では、伊勢広域環境組合分担金(ごみ)11億8674万円が計上されています。そのうち4億8648万円が建設費分であり、その大部分が新ごみ処理施設整備事業に充当されます。予算審議に当たりごみ処理施設整備計画について、私たち市民団体の見解もご考慮いただきますようお願い申し上げます。」と述べています。
「要望書」の全文を添付します。220228sccv.docx
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