3月25日、新ごみ処理施設を考える会は伊勢広域環境組合と意見交換を行いました。「会」から11人が参加しました。
第1のテーマとして「会」から、プラ資源循環法の定着に伴いプラ焼却量が減少する、その場合のごみ発電の売電量の予測はどうかと質問しました。
組合は、前提条件が定まらないので予測できないと答えました。
「会」は、焼却ごみ量の17%をプラとして施設計画がされているが、5%なり3%なりに仮定した場合のシュミレーションは可能なはず、実施すべきだと主張し、要望しました。
(注ーー組合はプラ焼却量が減った場合の予測値を持っていません。このことは年2.5億円、20年間で50億円の売電収入を見込む財源計画が根拠のない計画であることを示すものです)
第2テーマとして、「会」は温室効果ガスの政府の削減目標を達成する施設計画かを質しました。
組合は、2030年に69削減でき、政府目標を達成できると答えました。2050年目標は分からないとのことです。
「会」はごみ量が2013年比で30年には13%減に留まるのに、組合の69%減との言明は全く信用できないと指摘しました。
(注ーー組合の2030年69%減なる言明は苦し紛れの値です。今後、その根拠は大いに追求すべきものです。また、2050年実質の排出ゼロに至る話の中で、組合はCO2を地中に埋めることも考えられると持ち出しました。現在の施設計画の中には、そんな計画はなく、全く無責任な態度です)
第3のテーマは、住民説明会参加者の個人情報に関する問題です。
組合は、説明会での住民の発言者を撮影していたことを認めました。また、会場の前から座席の全景を撮影していたことも認めました。
「会」は、前方から全景を撮影していたというが、拡大処理をすれば参加者個々を判別できる、問題ではないかと反論しました。また参加者個々をズームアップして撮影していたとの話もあると指摘しました。
(注ーー個人情報問題は時間が来て十分なやりとりになりませんでした)