5月14日、生活福祉資金(緊急小口資金、総合支援資金)の制度運用改善を求める人たちが共産党の山本りか県議とともに三重県社会福祉協議会と懇談しました。南勢ユニオンから奥野書記長を含め2人が参加しました。
コロナ感染症の影響に悩む世帯にとって無利子、無保証人のコロナ特例の貸付制度は命綱になっています。しかし、三重県社協の貸出状況は全国最下位クラスで、SNSでも「ブラックだ」との声が上がるほどです。
県社協によれば、総合支援資金について本年3月度は申込件数1395件に対し不承認は287件で、2割が貸し付けられていません。参加者からは菅首相が「生活に困ったら200万円までお貸しします」とコロナ対策を語っているのに、現場の県社協は利用を狭めているのではないかと、その実態を示して改善を強く求めました。
借入申し込みの際の注意点
コロナ特例による貸付申込期限は6月末です。
県社協は不承認になったケースについて、①収入減がコロナ感染症の影響でないもの②収入減少が継続していないもの(一時的減少)が多いと話しました。
新規申し込みや再申請に当たってはこの①②の不承認ケースにならないように申込書を書くことが大切だと感じました。
5月1日、津市の観音公園で開催された三重県中央メーデー集会で南勢ユニオン・エステック分会のMさん(女性)がコロナ禍を理由に雇止めされた労働者の訴えを発言、共感を呼びました。Mさんの発言を紹介します。