ホテルで派遣としてはたらくAさんには、3月半ばから仕事の連絡がなく無給休業の状態でした。南勢ユニオンに相談、組合に加入、組合は社長に電話し休業手当を要求しました。社長は即決で休業手当を払うことを約束。Aさんはやっぱり労働組合が必要だと語っていました。
ホテルで派遣としてはたらくAさんには、3月半ばから仕事の連絡がなく無給休業の状態でした。南勢ユニオンに相談、組合に加入、組合は社長に電話し休業手当を要求しました。社長は即決で休業手当を払うことを約束。Aさんはやっぱり労働組合が必要だと語っていました。
全国的な緊急事態宣言の下、三重県知事の休業要請を控え、南勢ユニオンは4月18日、感染防止の措置を行いながら松阪市内で学習会を開催しました。
ユニオン労働相談センター責任者の奥野忠さんから雇用と生活を守る制度について次の諸点の説明がありました。
〇休業や解雇を言われたら
〇休業手当と雇用調整助成金
〇生活苦に使える制度、貸付制度
〇税金・保険料・公共料金の支払いは
すでに南勢地域のタクシー会社では休業手当を支払う会社が出ています。その会社では1日7000円の休業手当を支払うとのこと。財源に会社は雇用調整助成金を充てるのです。
学習会では、知人が収入減少で困っている、市内繁華街の飲食店、バー、スナック等は閑散としており経営者は窮状を訴えているなどの実情が交流されました。
「雇用調整助成金制度を初めて知った」「この資料は大変役に立つ。知り合いに届ける」などの声が出されました。
南勢ユニオンでは「コロナ危機から雇用・生活を守る制度解説」を全組合員に郵送して、勉強するよう訴えています。(写真)
4月12日開催を予定していました「会計年度任用職員制度を考える集い」はコロナ感染症拡大を考慮して、延期させていただきます。期日未定です。
今回は誠に残念ですが、ご了承のほどお願いいたします。
お知り合いの方でこの集会へのご参加を予定されておりましたら、延期の旨、お声がけ頂ければ幸いです。
4月よりスタートした会計年度任用職員制度は不当な働き方を強いています。様々な矛盾が職場に出ています。職員の声を私どもにお寄せいただければ幸いです。