食器洗浄の請負会社・ #エステック社 は従業員の社会保険加入を年金事務所から繰り返し求められたにもかかわらず、逃れるようと引き延ばしを図っています。
エステック社雇用の20数人はリゾートホテル・ #エクシブ鳥羽別邸 の洗い場で働いてきましたが、昨年8~9月に雇止めになり、うち12人が南勢ユニオンに加入して生活補償を求めてたたかっています。
エステック社は雇い入れ時には月132時間を超えて働くものは社会保険加入資格があるとしてきましたが、従業員によって加入を選別し、所定時間を超えて働いたユニオン組合員7人中6人は保険未加入のまま雇止め、使い捨てされました。
この組合員6人は、在職時に遡って加入するよう扱ってもらいたいと今年5月年金事務所に申し立てました。
エステック本社所在地の東京・新宿年金事務所は同社に対し、申立6人の保険加入手続きを行うように再三にわたり連絡しました。しかし、同社は担当者が外出中、不在などと言って手続きを9月末現在でも行っていません。保険加入逃れを図っているとみられても仕方がありません。
なお、雇用保険についても昨年雇止め従業員は加入させられておらず、南勢ユニオンは従業員をサポートして、ハローワークに遡及加入を申立て、失業手当が受給できるようにしました。ユニオンのサポートがなかったら雇止め従業員は失業手当も受給できなかったのです。
写真は元従業員が働いていたエクシブ鳥羽別邸