晴耕雨読を綴る。

3.11から考え方を変えた。液状化と直下型地震に脅える日々。自然の驚異を感じながらも、共生と調和を求めていく!

ハプスブルク家の財宝。

2006-10-03 15:19:19 | 社会 生活 教育 文化
 王宮内に公開されているのは、2,600ある部屋のうちフランツ・ヨーゼフ一世とエリーザベト妃が使用していた22室のみだそうだ。当時の贅を尽くした生活が垣間見られる。今日は、その王冠を一般公開します。

急ぐな対中国、対韓国外交!急ぐのは拉致問題を含む北朝鮮問題だ!

2006-10-03 06:51:27 | 社会 生活 教育 文化
 山村明義氏の「外務省・・・対中国、北朝鮮外交の歪められた真相」を読んだ。‘02年11月に発行された本であるが、瀋陽総領事館事件その他次々に繰り返された外交失策問題があった時期である。所謂チャイナスクールの面々が繰り広げた贖罪意識を根底にした謝罪外交の展開の連続であった。過ぎ去ったことは致し方ないが、今後二度と同じ失敗を繰り返さないでほしい。

 今、共謀罪が取りざたされている。国際組織犯罪防止条約批准に向けた前提と聞くが、確かに外国からの諜報活動に対しては、全く無防備の状態である。諸外国から諜報員が多数潜入しているといわれている現在、テロ活動防止上、何らかの対策が急務であろう。金正男が、平然と何度も入国していたのを見逃してきたくらいなのだ。

 外交面においても情報収集能力に欠けるといわれている。防衛、外交何でも米国におんぶに抱っこの結果がそうしたのだが、今後解決しなければならない北朝鮮(拉致問題)、ロシア(領土問題、北方資源開発問題)との外交交渉の場で相手国情報をどう入手し、有利に交渉を導くかが重要である。1972年、田中総理のとき、日中国交正常化宣言が交わされた。中国側は、国交正常化交渉に向けて、その10年も前から専門家20人による検討チームを立ち上げたという。(首記、山村氏図書参考)当然、多額の賠償請求をすべきとの意見が多数を占める中、日本通であった周恩来首相の遠謀塾策によって、これを放棄することが決定されたとのこと。これが以後の日本平身低頭外交を余儀なくさせた真因であると山村氏はいう。

 去年の暮れ、あまりの寒さに絶えられず台湾に一時避難した。(旅)どこかの国と違い非常に親日的で、日本の統治時代に行った灌漑事業、農業政策等それを指導した人の銅像まで立てて感謝の気持ちをあらわしてしていた。歴史認識も是は是、非は非として正しく教育されているように思われた。今年は、200万人を目標として観光事業に力を入れていると聞く。近くて、暖かくて、食べ物がおいしくて、特に高粱酒がまたうまいときた。一つの中国!これは双方の国の人たちの願望であろう。蒋介石総統の遺体は、台湾の土に埋めるなとの遺言と聞きます。祖国中国本土復帰に向けての強い執念が読み取れます。
 
 今回、蒋介石婦人、宋美齢が建設したという円山大飯店に連泊した。以前は迎賓館として使用していたというだけあって、雰囲気も、眺望も、料理も超一級品であった。日中国交正常化によって日台関係は断絶状態だ。東アジア平和のために、どうにか解決できないものか?台湾を応援したい。頑張れ台湾。

 円山大飯店の夜景写真を添付します。