晴耕雨読を綴る。

3.11から考え方を変えた。液状化と直下型地震に脅える日々。自然の驚異を感じながらも、共生と調和を求めていく!

広がる履修漏れ問題。

2006-10-28 09:58:45 | 社会 生活 教育 文化
 北海道から九州まで400校強に及ぶ履修漏れがあるとのこと。生徒に責任はないが、それでは何が原因で起きたのか。どのような対処をするのか。その責任は、学校にあるのか教育委員会にあるのか教育委員会も市、県教委どちらなのか。どこかでチェック機能は働かなかったのか。もっと言えば今年だけの問題なのか。疑問は深まるばかりである。

 ここに至っては、文科省も四角四面の建前論ばかり並べ立てないで、穏便な対処法を講じてやってほしい。これだけの学校で起きているということは、学校間の横の連絡というか、話題に上った結果かもしれない。教育の現場にいる先生もそれを監督する側の人たちにも、大いに責任があることは明白なのだから。

 高校3年間の間の1年で履修する科目をこの何ヶ月かの間で消化するのは土台無理な話である。ましてや受験勉強の追い込み時期に来てである。そこで私の提案を申し上げたい。

①大学受験資格、就職内申書に差別をしないこと。
②受験期終了後、許せる期間内で集中的に履修させること。
③卒業を保障すること。
以上3点を文科省が特別処置として認めること。

 これを最低限保障してやりたい。その上で原因究明と改善策を時間をかけて検討すべきである。まずは自分たちの責任を重く感じてほしい。文科省殿。