晴耕雨読を綴る。

3.11から考え方を変えた。液状化と直下型地震に脅える日々。自然の驚異を感じながらも、共生と調和を求めていく!

輸入米、滞貨の山!

2006-10-10 06:03:49 | 社会 生活 教育 文化
 出るを防ぐ財政再建、まさに小さな積み重ねが必要でしょう。コメ市場を守るために、生産農家を守るために価格設定に悩んだ挙句の結果と聞く。ウルガイランドで輸入せざるを得なくなった輸入米、その倉敷料が昨年度、年間170億円だそうだ。この金額から見て、おそらくは気が遠くなるような米の山があるのだと思う。 世界には飢餓に瀕している人たちが大勢いる。しかし、食文化の違いにより、米をほしがる国は少ないという。米を必要とするお隣の国、北朝鮮があるが、拉致問題は進展しないし、今度は核実験までやってしまった。困窮する人たちへの援護の道が閉ざされてしまった。

 農水のドンといわれる新大臣、農政の方向を二度と間違えないでほしい。有明湾干拓事業みたいなことは、やってはならないと思う。

 この問題は、役人の頭では解決できないでしょう。解決しようとする考えもないでしょう。すべて、人事なのだ。

 そこで提案したい。小口では手間、隙が掛かり過ぎるので10トン単位で菓子メーカー、食品メーカー或いは飼料メーカーに無償に近い価格で処理をお願いしたらどうだろうか。ただし、運賃は引き取り側で負担すること。安全性は保障すること(事前のチェックをした上で)一回、こんな方法で滞貨の山を一掃して、その上で今後の正しい方向を模索すべきではないかと思いますが、如何なものでしょう。このまま放置すればいずれ古輸入米、古古輸入米になることは確実なのだから。(すでに何らかの手を打っているということであれば、天晴れだが?)