晴耕雨読を綴る。

3.11から考え方を変えた。液状化と直下型地震に脅える日々。自然の驚異を感じながらも、共生と調和を求めていく!

足元を見詰なおそう!

2006-10-19 18:07:05 | 社会 生活 教育 文化
 算数の世界で、考えると収入40兆円、支出75兆円差し引き35兆円が不足していることは誰にでもわかることだ。これを何十年も続けているとどうなるのか?国の借金が800兆円超になることは誰にでも計算できる。計算できないのは、高級官僚を始め国会議員と言われている人たちだけではないか。

 安倍総理に期待してみた。所詮無理なのだ。かたや小沢さんに期待して果たしてこの難問を解いてくれるのか疑問である。世の善良なる庶民の皆さん、この悲痛な叫びを聞いてほしい。

 北沢 栄氏の「官僚社会主義日本を食い物にする自己増殖システム」を読んだ。
以前から日本の統治システムは、限りなく社会主義に近く、むしろそれよりも共産主義と思えるシステムに危惧を感じていた。


 これでいいのか日本。美しい国日本と差し替えてみてもらいたい。

 われわれ高齢者は、ここ数年のうちに消えていくことでしょう。このままで何の不足もありはしない。しかし、わが子、わが孫たちは、一体どうなるのか?また戦争の道を選ばざるを得ないのか。それとも自然と共生し、需給関係をバランスした政治経済社会を目指していけるのか。そうあってほしい。

 回顧的になってしまうが、明治維新をやり遂げた偉人たちは再来しないのか。
真剣に考えていきたい。このままでは間違いなく、日本沈没である。

 救世主よ現れん!   アーメン。

 官公庁の統廃合、公務員削減、特殊法人の削減、皆うたい文句だけである。何のことはない、北沢氏の本によると特殊法人から独立行政法人へ鞍替えし目くらましにあっているようだ。こういう現象は国から地方へと伝播し、大きな県庁舎、市庁舎ばかりが目立ってきた。人工は減少傾向にあるというのに、公務員は増え続けている。不思議で仕方がない。

 パーキソンの法則そのものを地でいっているのだ。