urauranus(ゆり)のあけてびっくりおもちゃ箱

「枡野浩一のかんたん短歌blog」にトラックバックで投稿するためのblogでしたが…??? 日々の記録……記憶。

「so-en」

2005-10-05 00:15:12 | Weblog
昔、毎月、雑誌「so-en」を買って読んでいました。(今は「装苑」文化出版局)
その中の、長沢節さんの映画を紹介する連載が、とてもおもしろかったんです!
見開きで2ページ、毎月たしか4、5本映画評がありました。
かなり前のことなので、ちょっとハッキリしなかったり間違っているところもあるかもしれませんが、書きます。
映画には点数がつけられていて、記事の文の中(バック)に、赤字で〇の中に点数が入っていました。
点数の説明はこうありました。

100
年に数本あるかないかの傑作だから、新幹線に乗ってでも見に行こう! ビデオになったら買っちゃおう!
99~96(99~95だったかも)
月に数本の傑作だから、映画館で見よう! ビデオになったら借りちゃおう!
95~90(94~90だったかも)
まあまあの作品。ビデオが出るまで待とう。
80点台
ここではとりあげない。が、何かの拍子に出るかも。

ちょっと違ってるかもれないけれど、こんなカンジでした。
80点台もたまにあって、世間ではヒットしている映画がとりあげられていたような気が。
105点というのも見た記憶があります。(なんの映画だったか、思い出せません。)
年に一度、年間ベストテンもあり、必ずしも点数順にはなっていなくて「これは男同士の友情にホロっときて(点数をつけるときに)ちょっと甘すぎました。」とか。
なんの映画の時だったか思い出せないけれど(スピルバーグかな?)「E.T.」をラストシーンは印象的だが、一種のペットモノだと切り捨てていて、わたしはうれしかったです。
これもなんの映画だったか思い出せませんが、泣ける映画で「これで思う存分泣いてください」と試写会のチケットと一緒にハンカチが入っていて、それが不愉快で見に行くのをやめようと思っていたが、観てよかった。まぁ映画会社の人はそういうことを考えるのが仕事なのだ……とかなんとか。

あの頃、イラストレーターさんが絵と文で映画を紹介する本がいろいろあった気がします。
映画がすきというよりは、そういうものを読むのが(見るのが)すきだった気がします。

長沢節さんはもう亡くなっていて(たしか数年前?)、「セツ・モード・セミナー」の校長でした。
あの頃、イラストレーターさんのプロフィールでも「セツ・モード・セミナー出身」とよく見かけました。
セツ・モード・セミナーってどんな学校なのかなぁと、その頃からずっと思っています。今もあるのかな?

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