イボ？

五、六年前だと思うが、首から胸にかけてぶつぶつ小さなイボ？　のようなものができてきた。病院へ行こうかとも思い、友だちに話すと、
「私、病院に行ったの！　もー、そしたら年だよって」
「薬を塗ってくれたとか、出してくれたとか？」って聞いたら
「なーんにもなし。行っだけムダだった」
「年寄りのおじいちゃん先生？」と聞くと、そうだと言っていた。
行くなら、女医がやっている皮膚科に行こうと思った。
ネットで調べたら、イボははさみで自分で切ってもいいとかあったけど、自分で切ってバイ菌入って、もっとひどいことになってもイヤだから、最初は皮膚科でやってもらって、これなら自分でもできそうだと思ってから自分で切ろうと思った。
で、ウイルス性のイボもあるようで、だったらどんどん増えるんじゃないか、やっぱり皮膚科へそのうち一度は行ってみようと思いながら、未だに行ってない。でも、割と近くに女医がやっている皮膚科は見つけた。
一年くらい前か、ネットの広告でやたら、「艶つや習慣」というジェルクリームが出てきて買ってみた。顔にはぶつぶつはないので首から胸にしか使ってないんだけど、ぶつぶつにもイボにもいろんな種類があるようで、胸にあった柔らかいイボ１つは、これを一回塗っただけで、赤い点になって、なくなって驚いた。が、三個使ったけど、それ以外のイボには効果はないようでやめた。
で、イボには、肌には、はとむぎ茶がいいとかネットで読んで思い出した。
10代の頃、職場での40代50代のおばさん三人の会話を。
一番年上と思われるおばさんの肌がピンク色で一番色艶がよかった。
「あんた、なんかやってるの？」
「どくだみ茶を飲んでるの」
「あれ、そんなにいいの？　この間もらったんだけどまずいから飲んでないのよ、そんなにいいなら飲もうかな」
お茶だけじゃあないと思うけど。タバコも吸わない人だし（タバコは、確実にブスになるとわたしは思っている）、料理も好きで手をかけている人みたいだったし、口にするものとか色々だと思う。
どくだみ茶とかはとむぎ茶とか飲んでみようと思いつつ、まだ飲めてない。
何年か前、この願いが叶ったら、ピアスの穴をあけようと決めて、皮膚科に行こうと思っているけど、まったく叶いそうな気がしない。
その女医がいる（やっている？）皮膚科の折込広告が一度入ってきて、科が増えていた（と思う）。医師の名前が中国人か韓国人ぽい名前で、仕事のパートナー？　人生のパートナー？　とか思ってしまったけど、全然ハズレかな？